「幸福」と、「幸福度」は別物
年収800万を境に、収入の増加と幸福度の比例関係は頭打ちになるという。
この話を聞いたとき、まっ先に思い出したのは、某大手ストックフォト企業と契約するときに受けた説明で、広告業界が描く理想的なライフスタイルイメージの年収がたしかそのくらいだったなあとというおぼろげな記憶だった。
消費社会がバラまいている「あたりまえの幸せ」「ささやかな暮らし」とは、パートナーがいて子ども(とペット)がいる、年収800万の核家族世帯を指すのだろう。
もしも、自分なりの基準を持たずに消費社会