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コロナは意識と時代の転換 自分を変え、民度をあげよ。 No.1

コロナの感染拡大が続いている。
一時安穏とした意識も一気に変化し、不安な声が蔓延。
罹患の不安、自粛の生活がどんな風になるのか、何をしてよくて何をしたらいけないのかわからない声、行動の自制ができない人たち、人の動きがなくなり経済が急速に停滞、本格的な経済の再編。

小池都知事の会見が、一番やるべきことがわかりやすくていいかもしれない。いつも自分の欲望ばかりを優先していた人たち、命の危険が来たときこそ、自分の振る舞いを見直すいいチャンス。東日本大震災でも、世界をびっくりさせた助け合いや協力ができるのではないかな。いい意味での日本人。

今現場にいる看護師ではないが、医療崩壊の現場の現状は容易に想像できる。それでなくても普段から負荷のかかる仕事に毎年インフルエンザなどの流行があれば一気に過重労働になるにも関わらず、今回はコロナだ。重症化すれば、高度な医療機器を使いこなさなければならないし、感染症の対応はスタッフ自体が重装備になり、仕事量がますます増える。
不用意に感染してくるのは、本当に勘弁してほしいと思う。

もちろん、感染してしまった人を責める訳ではなく、感染してしまったものは仕方がないし、早く回復できるように患者・医療者相互の最善の努力をと思っている。これは、普通に暮らしている人に言っている。

不用意な感染とは、もちろん三密も含め行動の部分もあるが、
普段からの体調管理だ。経済的な危機も伝えられているけれど、
健康は、最低限・最高の資産なのだ。病気になれば働けない、治療にお金はかかる。こんな不経済なことはない!本気で見直せるチャンス。風邪ごときは自分で治せる力を持っていよう。自分がどんな体調になったらヤバいのか、そうなったときにどうしたら回復できるのか。それぞれ体質が違うし、生活や習慣が違うので、自分で普段から見つけておくべきだと思う。対処法の詳細は、自分でまずはいろいろ調べてみよう。

ずっと医療現場にいて、看護師の立場からだけど、あまりにも自分勝手な受診が多かったと思う。実際詰め所での会話でも、なんでこんなことで受診するんだとかという話もあったなあ。

日本の健康保険は、国民皆保険で、助け合いなのだということを忘れないでほしい。一人一人が予防できる病気にならないように、普段から心がけることは、自分のためにもなり人のためにもなるのだ。こんなに医療費が増大しているのに。今回のコロナがなくても医療費の増大ヤバい。本当はとっくの昔に破産しているレベル。生活習慣病なんて自分の生活習慣が原因なのだから、生活習慣を改善しない人はその病気の治療は受けられないぐらい厳しくしてはどうかと思う。(大概の同僚は、わたしのつぶやきに同感してたなww 特に生活習慣病の人はわがままだったから、看護師に嫌われてたなあ)

自分の健康が、国という大きな家族の経済に直結していることを意識しよう。一般的な病院での治療で本当に効果があるのは、急性期だけ。急激に状態が悪化した時と、重篤な病気や怪我や外傷などの外科だけなのだ。それは誰にでも起こりうることだから。そのための医療保険であり、セーフティネットなのだ。慢性的な病気に関しては、自助努力が基本なのだ。その上で治療の選択を自己意思で選択しよう。医療に携わる人は、大げさではなく自分の命を削って、本当に目の前の人を元気にすることに没頭しているのだ。国の大事な資産に甘えないでいただきたい。

自分の体の声に耳を傾けてないとかよく言われるけど、この感覚の鈍い人がほんとに多くいるなあと思う。大きな原因としては自然と離れすぎて生活してしまっているからではないかというのが、わたしの意見。
人間は生き物であり、部品を取り替えたり、ちょっと何かをしたら、たちまち元通りになるものではないんですよ。傷が治るのは、体の修復機能があるからで、感染症から治るのも、自分の免疫が薬よりもたくさん働いてくれているからなんですよ。体の機能を調べてみるといい。

ついでに言って申し訳ないが、高齢者の無用な延命は本当にやめよう。
大事にされているご家族のお気持ちはわかるが、ほんとうにそれが自分の
おじいちゃんおばあちゃんのためになっているのか、今一度考えよう。
口から食べる楽しみもなくただ息をしているだけの状態に、あなたはなりたいだろうか?自分がその状態で横たわっているのを想像してもらいたい。
人も植物のように枯れていくのだ。徐々に食べられなくなって、枯れるように旅立っていく。そういうものだなあとたくさんの患者さんを看てきて
本当にそう思う。

命の限りが意識しやすい今だからこそ、今一度
死が見えて、生が見えて、生き方を考え直してみるのは、どうだろうか。


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