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【社員インタビュー前編】男性育児休暇取得で気づけた、仕事のこと、家庭のこと

1年ほど前に、産休や育休の社内制度についてお話をさせていただいていました。

今回は、男性育児休暇にスポットを当て、実際に取得した社員にインタビューを実施しました。前編と後編に分けてお届けします!

協力してくれたのは、マーケティンググループのSさん。新卒で入社し、現在6年目になります。

彼が育児休暇を取得して感じたことを素直に語ってくれました。

男性育児休暇取得率100%――ネオマーケティングの育児休暇のあり方-

ネオマーケティングは、制度として育児休暇制度が整っているだけでなく、取得に関してとても理解のある環境です。制度は整っているけれど実際は取得しにくい職場もある中で、職場の方から取得を後押ししてくれたので感謝しています。

今回2週間の育児休暇を取得しましたが、それで嫌な思いをしたり、圧力を感じたりした経験はまったくありませんでした。ただ、個人的には休暇を取得すると迷惑をかけてしまうのではないかと、申し訳なさを感じたのは事実です。

これだけ制度や体制が整っていながら、1人の男性職員としてはまだまだ取得に勇気が必要でした。もっとさまざまな方に男性の育児休暇について考えてほしいと思っています。

男性育児休暇取得者として実感した、仕事のこと

2021年12月に長男が生まれ、育児休暇を取得したのは翌2022年の1月です。妊娠・出産は予想外のことばかりで、当事者になって初めて大変さを理解しました。

当初、出産を無痛分娩でする予定で病院の近くに引っ越しをしたのですが、赤ちゃんが逆子だったため帝王切開での出産になり、それまで通っていた病院とは違う病院での出産になりました。妊娠・出産は予定通りにはいかないものだと実感しましたね。

育児休暇の取得は仕事が休みやすい時期に合わせました。育児休暇を取得して感じたのは、「誰かに任せても仕事は回る」ということでした。育児休暇をこころよく承諾してもらっても、どこかで迷惑をかける意識がありました。しかし、取得してみると、チームのメンバーが、自身が考えていたよりずっと優秀であることがわかったのです。もっと任せたり、頼ったりしていいのだと気づけたのは、育児休暇を取得して得た思いがけない収穫でした。

男性育児休暇取得者として実感した、家庭のこと

育児休暇は妻の要望もあり、取得を決めました。一日中家事と育児をする生活を経験してみて、世の中の働くお母さんとお父さんの努力と大変さが実感できました。

まだまだ社会的には男性育児休暇取得者が少ないのが現状ですし、平日に家事や育児に積極的に関わっているお父さんは多くないのではないでしょうか。1人で家庭と育児を切り盛りしているお母さんを「ワンオペ」と簡単に言葉でくくっていますが、並大抵の努力ではできないですし、できて当たり前では決してない。そのことが実感としてすごく身にせまって理解できたのです。

職場の育児をしながら働いている方への理解と尊敬も深まりました。今までは1人の同僚や上司だった方の、職場以外での顔を想像できるようになりました。

周りを頼り、感謝をして生活していく

仕事でも、家庭でも、育児休暇を取得して気づいたのは、自分ではない誰かの存在です。

休暇中に仕事をカバーしてくれたチームのメンバーや、自身が仕事の間に家庭で家事と育児をしてくれている妻の存在を、以前より意識するようになりました。大変さを十分実感したので、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思っています。

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