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【社員インタビュー後編】男性育児休暇取得で気づけた、仕事のこと、家庭のこと

今日は、以前ご紹介した前編の続きです!

育児休暇から復帰して――変わったこと・変えていきたいこと-

 ネオマーケティングは、部署によって差はありますが、在宅勤務と出社勤務のバランスを自身で選べます。育児休暇を取得して、家庭で子どもと過ごす妻の大変さを実感してからは、なるべく在宅勤務の日を増やすよう調整しています。仕事の合間に家事や育児を分担できるので非常に助かっています。 

男性育児休暇取得者の現状

ネオマーケティングは男性の育児休暇取得を推奨していますが、あえて改善点を挙げるとすれば、男性育児休暇取得者同士のつながりが強くない、男性管理職に育児休暇経験者が見受けられないことでしょうか。

育児休暇取得に関しては、取得が決まったら上司が働きかけて、当事者が担当している仕事を他の方に割り振っていく仕組みがあるとありがたいですね。休暇をいただく身としては、担当している仕事を積極的に他の方に代わってもらうのは難しかったです。

 制度とはいえ休暇をもらうわけですから、上司に相談しやすいかと問われると、言いづらい方もいると思います。現に、私も相談の際は悩みました。たとえば、男性育児休暇取得者と、今後取得する予定のある社員が話し合う場を設けたりすると、同じ立場として悩みを共有したり、相談にのってもらったりしやすいのではないでしょうか。

復帰をして変わったこと

出社の日はできるだけ早く帰るようになりました。育児休暇を取得するまでは、仕事に打ち込んでいたこともあり、やるべき仕事があれば残業をするのが普通でした。

 育児休暇を取得して、夕方から夜の時間はいかに家庭が忙しい状態かに気づけたのです。子どものお風呂の時間までには帰ろうとか、帰ったら残っている家事を片付けようなど、家庭と育児が「自分のこと」という認識になりました。

 男性で、家庭や育児を自分のこととしてとらえている方はどれくらいいるのでしょうか。私自身、育児休暇を経験してみなければ気づけなかったことがたくさんありました。これからの時代、男性も子育てをしながら働くために、社会全体として男性の育児休暇は取り入れるべき制度だと感じています。 

育児休暇を取得した人がチームを束ねる組織になっていく

育児は経験してみなければわからないと強く感じています。育児休暇を取得して、子育ての大変さや難しさ、愛おしさを理解したら、パートナーにすべてを任せるという発想にはならないと考えます。

 男性も積極的に育児休暇を取得してほしいです。それだけ育児休暇取得は意義のある経験でした。私たちのような、現在子どもをもつ世代が働きかけて、男性の育児休暇取得が当たり前になれば、将来的に上司としてチームをまとめた際に、若手社員も気軽に相談できるのではないでしょうか。

仕事と子育てに取り組んで、これからも成長していく

 今は妻の仕事復帰に向けて、保育園をどのような基準で選ぼうか悩んでいます。子育てはわからないことの連続で、その都度対応するしかない。仕事も家庭も恵まれた環境だと思いますが、大変さも、予想外の出来事も、周りと共有して助け合える社会になればいいと思っています。

 若い世代には、男性も育児休暇を取るべきだと促しつつ、男性の育児休暇取得がもっと社会全体に広がればいいなと感じています。

 


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