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米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿51

米国株の師匠🍅アウトライヤー様からの寄稿🍅第51回全文無料で皆さまにお届けします。

🍅🍅

弟子のNEOさんへ
アウトライヤー
より。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。


録音 スペース

 2022年11月27日(日曜日)↓↓↓↓↓↓

第50回から続く


Yay!(イェイ)

この有罪判決は、今後、現在ジョージア州で行われている州法に基づくトランプ氏捜査、それから、DOJ(米司法省)によって進められている連邦法に基づくトランプ氏捜査(これまでの寄稿をご参照頂けましたら)に、大きな弾みをつけてくれるであろうという法律の専門家の見立てです。あの何のしっぽも出さなかったアル・カポネ、捕まった時の容疑は脱税でした、これはアメリカでこれまで語りつくされてきた事です。トンンプ氏は、自分が税金を払わないのは、自分は頭がよくてスマートだからだと言っていましたが(笑)、単に、税金の支払いをごまかし続けて来ていたわけで。どれも、今後の捜査の進展に期待しています。

これは、ニューヨーク・タイムズの腕利き敏腕レポーター、スザンヌ・クレイグ氏とそのチームが、調査に調査を重ねて分析して、2011年以降、年ごとに、トランプ氏が払った連邦所得税の金額一覧です。当時シェアしてくださり、テレビなどにもご出演なさって、クレイグ氏が私達に伝えてくださいました。ただただ、びっくりするだけです。2011年から2014年までゼロ。
スザンヌ・クレイグ氏とそのチームの調査力、分析力には頭が下がるばかりです。

ここで僕が今一度言わんとしてることは、トランプ氏とトランプ氏に乗っ取られたカルトの党、共和党。トランプ氏、その一族、マイケル・フリン、スティーブ・バノン、故ルー・ドブ、ルーディ・ジュリアーニはじめ、常軌を逸した陰謀論者、白人至上主義者、何かよくわからないけど、暴れたい人達、陰謀論者に担がれて議会に席をもらった下院議員、上院議員、それらの連中と、保守という事は、全く異なる別の事という事です。保守であり、リバタリアンでありの意見をよく拝聴致しますが、強烈にこれらを批判しております。批判だけとかではなく、そもそも、比較ができませんから。それこそ、False Eqivalences (誤った等価関係をつくってしまう)になります。保守とかリバタリアンって、全然、違います、こういう連中とは。

アメリカアメリカ株についての寄稿という事で、ついつい、アメリカの政治がらみのところでは、語ってしまいます。(笑)保守とかリベラルとか、そう言うところと別のところで、自分の利益のためにポピュリズム(大衆迎合主義)を利用して、自分の利益を実現する、これまで、自分達が犯してきた犯罪性の疑いのある(立証されている分と立証されていない分がありますから)多くの案件を隠ぺいする、そうせざるを得ない。もうそこからおりられない、そう言う事であると見立てられています。僕が尊敬する保守の専門家達の見立てでは、です。そして、この専門家達は、率先して、多額の資金を使って、キャンペーンしたりして、少しでもアメリカを取り戻したいと活動しています。そういう姿をこれまで、長きにわたって見てきました。ここをごっちゃ混ぜにしてはいけないのです。


若い世代が、民主主義の事を考えている


ウォーノック氏(左)

ジョージア州民主現職ウォーノック氏勝利。
結構、トランプ氏、追い込まれてきているんでしょうね、と推察致します。ご自身のトゥルース・ソーシャルというプラットフォームで、わけのわからない発言連発。まあ、いつものパターンです。サイコパスなんでしょうから、たぶん。仕方ありません。

第30回の寄稿から
「さて、中間選挙、上院選は、大変重要なジョージア州での決選投票を残していますが、民主が上院をとりましたので、戦前の予想とは少し異なり、共和党の好き勝手にはできないであろうと予想はされています。
しかしながら、上院民主党の場合、ジョー・マンチン氏(ウエストバージニア・民主)と クリスティン・シネマ氏(アリゾナ・民主)のお二人が、これまでも、民主党の政策にしばしば、反対の意向を示してきたため、その意味において、民主党にとっては、ジョージア州の決選投票に勝つ事が極めて重要なのです。

民主党の熱烈な支持者達は、ここで気を抜いてはいけない。マンチンとシネマは信用できない。ビリオンネアに篭絡されたお金まみれの二人だからだ。何が何でも、ジョージアをとらないと。という事です。
これまでもマンチン氏とシネマ氏に対する批判は、民主党支持者層の間では強烈なものがありました。」
~第30回寄稿~終


この意味でも、今回ジョージア州で民主党が勝った事は、民主党にとっては、大きな意味を持つ勝利なのです。
今回の選挙結果を受けて、若い世代が、民主主義の事を考えていると報道で伝わっています。これは良いですね。

50日線を下に抜けると、新安値をつけに行く


マーケットについては、
MAC10さんがシェアしてくれたチャートを見ています。
MAC10さんツィート~S&P500~「50日線(日足の50日移動平均線)が、キー・サポートになってますね。(今回を除いて)2022年に5回(赤矢印箇所)ありますが、50日線を下に抜けると、新安値をつけに行く事になりました」


織り込みはまだ。極めて、極めて重要なポイント


このブルームバーグ報道の中で述べられている、引用~モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのリサ・シャレト氏はブルームバーグテレビジョンで、企業利益に関する「不都合な現実を突然知ることになるだろう」と語った。~引用終

これまでの寄稿と先日のスペースで述べました事の繰り返しになりますが、企業利益の下方修正、バリューエーション・PERの縮小(金利上昇局面ですから)。これらの織り込みはまだ。ここが、極めて、極めて重要なポイントであるという考えに何ら変わりはありません。


FRBに逆らう事はありません


The Goldman Sachs logo

そして、ベースラインのシナリオとして、ゴールドマン・サックスのチーフ・エコノミスト、ヤン・ハチウス氏のおっしゃっておられる、この12月に50ベースポイント、来年2月、3月、5月にそれぞれ25ベーシスポイントの金利引き上げシナリオ、このシナリオを採用し、時々、FRBバランスシート圧縮状況をチェックしています。

まあ、毎日のように述べていますが(笑)金利を引き上げている局面で、ベアー・マーケットが終わるとは考えておりません。今ここで述べた10行くらいの文章で、マーケットを見ています。
あとは、素直にFRBの関係者の発言を聞いています。金融政策を執り行っているのはFRBですから。FRBに逆らう事はありません。

以前に、この寄稿で述べましたが、僕にとって、大切な事は、principles(原理・原則)ですとか、自分の描くベースライン・シナリオから、物事や事象が、どう乖離するのか、どう修正されるのかという事です。

僕はマーケットを見る、投資をする事がビジネスであり、それが主眼です。
インフレやリセッションについて議論する事、議論に主眼はありません。
議論については、それはもう、米政権内、FRB,米研究機関(シンクタンクなど)、米大学・大学院、巨大運用会社、巨大投資銀行にピッカピカのトップエコノミスト達がしのぎを削って存在しています。

その人達の一部、自分が意見を拝聴したい人達から、どんな感じなのかをつかめれば、僕はそれで十分です。もちろん、それを多岐にわたって報道してくださるプロの金融報道機関の方々に感謝しています。

それらの議論、また「ある、べき」論や「たら、れば」論はその人達、ピッカピカのトップエコノミスト達にお任せします。(笑)僕は、これまでのこの寄稿で述べて来た内容を含めまして、おおかたのベースライン・シナリオ、ベストケース・シナリオ、ワーストケースをシナリオを描きながらという事で。

今月中に、再度、スペース



あとは、日々の暮らし、人生を楽しむ事を考えたいですね。(笑)
ここでこう述べている背景やその根拠につきまして、ある程度、詳細にブレークダウンしながら、その他の話とも合わせまして、今月中に、再度、スペースでお話出来れば良いなと思っています。NEOさんどうでしょう?(笑顔)
どうぞよろしくお願い致します。(笑顔)


第52回へ続く

最後に …

これからもアウトライヤー様からの寄稿🍅を皆さまにお届けするつもりです。
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関連note


私、アウトライヤーは、OUTLIER とは関係ありませんが、
OUTLIERは素敵な商品です

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投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません
③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。

『日刊宝の山』『アウトライヤー寄稿』は利益を保証するものではありません。

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