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こどもの成長から影響を受けておとなも成長する。

 11カ月のこどもと朝ご飯を食べて、片付けが終わった後、こどもの機嫌が良さそうなので、「ちょっと歩いてみようか?」と話し掛け、立つように手を引っ張ってみた。まだ、手を携えて歩く姿も見ていなかったので、そろそろいけるかなとちょっとした気持ちでやってみたのだが、どうだろう。まさかの一歩、二歩、三歩と足が出てくる。これには正直驚いた。あれ、いつの間に足が出るようになったんだろう、と。

 ある日のおやつ時、こどもに丸いボーロをあげてみることにした。テーブルの上に、二、三個置いて自分で取ってくれるかなと試してみたが、親指と人差し指を使いゆっくりなスピードでしっかりと掴んで口に持っていった。小さくて丸いものは最初中々掴めないと色々な人から聞いていたので、難しいかなと思っていたが、いとも簡単にやってのけた。これには私も感心すると同時に、こどものできることが増えていくのを間近で見ることができて心が温かくなった。

 

 ここでふと思う。

 

 こどもは自分のできることがどんどん増えていっているのに、私はどうだろう。

 確かに、新しいことを始めてはいるが、取り組む姿勢やスピード、集中力がこども程ではないかもしれない。いや、寧ろこども程ではない。

 確かに家事や育児があるので、勉強をする時間がとれないなどどうしても難しいときはあるが、それを言ってはいけない。しっかりと時間管理を行えば、できる時間は必ずある。また、成長していく為には自らそういう時間をつくる必要がある。

 こどもの世話をすることにより、プライベート面でおとなとして、親として成長している部分はあるが、仕事や勉強においても同様に成長していきたいと思っている。

 ただこどもの成長を見るだけでなく、こどもに負けない様(大人げないが)私自身もこの一年しっかりと成長していくと決めた。

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