これはパパにしかできない、パパだから寝てくれる。
我が家の息子が産まれて今月でまる一年経つ。今は卒乳期だ。何日におっぱいをあげる日を最後にするね、とママが息子に毎日話しかけながら過ごしている。その中で、徐々に一日にあげる回数を減らし、慣らしていっている。
息子の気分は親ですら全く分からない。いきない変わってしまう。なので、おっぱいをちょうだい、と急に泣き叫ぶことも多々ある。母親の抱っこもそうだが、おっぱいも息子にとってはやはり無敵のものらしい。他ではダメなのである。
でも、徐々に減らしていかなければ、卒乳できない。ではどうするかというと、ここでパパが登場するわけである。ママが抱っこするとどうしてもおっぱいの匂いがして息子が欲しがってしまうので、匂いのしないパパが抱っこをする。
嫌がっても泣いても、なんとかしてパパが落ち着かせよう、寝かせようと息子の気を紛らわせる。正直、こんなに大変なのかと思うことも何度もあったが、最後には落ち着いてくれたり、寝てくれたりする。
その時に思う、パパだから落ち着いてくれたんだね。パパでも寝てくれるんだね、と。静かになった息子の顔を間近で見ていると、この子のパパになれて良かったな、としみじみと思う。
もう直ぐ卒入してしまうが、終わったとしてもパパと寝てくれるこの大事な時間を大事に大事に過ごしていきたい。
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