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在宅時代の服装について。三編

完全な日記です。

パジャマ依存

傷病手当をもらいながら生活をしていると、外出するタイミングというのは食事を買いに行くときぐらいであり、対面にしろオンラインにしろ人と会う機会はほぼない。

昔は洋服が好きで、週末になると特に買うあてもないのに都心に出ては服屋を巡っていて、外出のためにどれを着ようかとわくわくしていた。
しかし、いまは家に一人でいるだけである。家で洋服を着ようかと思ったが、洗濯物が増えてしまう手間と浴室乾燥で干せる数を考えると、昼だけ洋服を着るという行為が無駄に思えてきてしまった。

ところが家事の効率だけを求めると、ずっとリラックスタイムの格好であるため気持ちの切り替えができない。身体が不定期でだるくなって動けないこともあって、ベッドにこもってしまいがちになってしまった。

困った。長く居れば布団シーツが汚れやすくなってしまう。冬場で干せるタイミングが少なくなっている中でそれもまた困る。
そんなこんなで手詰まりなのだ。

薄手のセーターの上に

と、解決の見えないことをぼやくのはここまでにして、洋服に関して嬉しかったことを書いておく。

ユニクロにエクストラファインメリノセーターというのがある。ウール100%のかなり薄手のセーターで、繊維がついたり毛玉になったりしないので愛用している。
最近、それのタートルセーターの上にアート柄のスウェットやシャツ、ベストを着ると冬場でもちょうど良いということに気づいた。

いままでの冬は、そこまで寒くない日にメリノのタートルセーターを着て、そこにマフラーとアウターで寒さをなんとかしのいでいた。(本当に寒い日は厚手のセーターを使う)

しかし、上にスウェットやベストが着られるとなると、春や秋ものの服を冬も活用できることになる。しかも、冬のファッションによくある問題=服の色が地味になりがち問題も解消できる。
これにより、黒・グレー・茶ばかりだった冬にパープル・ピンクが加わったのである。

プリーツパンツの市民権

この前メンズのプリーツパンツを買った。秋冬の生地で長いソックスやタイツを履けば、真冬の今も問題なく使える。

4年前はプリーツパンツは女性用のものしか存在しなかったと思う。しかも当時はシフォンタイプのものであり、女性らしさが強調されるものだった。
(もしかすると、プリーツプリーツプリーツには既にあったのかもしれないが、当時の私はそのブランドの存在を知らなかった。)

それでも4年前には黒のプリーツパンツを買った。懐かしい。
メンズのボトムスというとパンツの丈が長いか短いかで勝負であり、ボトムスの素材感というか生地の凹凸には、そんなに変化がつけられなかったように思う。

韓国ファッションが流行ったことが大きいと思うが、4年間でメンズファッションは大きく変わった。プリーツパンツを履く男性はすっかり増えて、素材もシフォンやニットだけではなくなった。

ちょうど今日、そのプリーツパンツ(ブラウン)とバックにアートが入っている黒のスウェットのコーデで傷病手当の申請書を出してきた。
雪がちらついて寒い寒いと思いながらも、足元のプリーツを見ると、ファッションの自由度的には本当によい時代になったなと感謝を覚えるのである。

お金を稼ぐということが大変だということを最近実感しています。サポートいただけると幸いです。