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サイズは自分で決めたい。ZOZOのサイズ表がやっぱり使いやすい

ファッションの通販ではサイズ不安がつきまとうが、やっぱりZOZOTOWNのサイズ表がやっぱり使いやすいなと思った話。

1. 過去買った商品と比較できる

ZOZOTOWNのサイズ表は、
見ているページの商品サイズだけではなく、過去に買った同じカテゴリの商品のサイズも表示してくれている。

人の心理として比較対象があると考えやすい。

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2. サイズのcm自体は重要じゃない。相対的に大小を判断できる

比較ができることが便利とは述べたが、
「このパンツのウエストは68cmで、こっちは70cmか」と、cmそのもので比較できることが好きなのではない。

出てくるものは自分が買った商品なので、その商品を着た時の感想は覚えていられる。

そのときの着た感想を思い出して、それが何cmなのかを把握して、それより大きいか小さいかを比べることができる。

人は自分のウエストや股下が何cmかさえ覚えているか怪しい。
cmそのものだけを出されても実感を持てない。
しかし、比較商品の着心地の記憶を事前に呼び起こせれば、比較しやすい。

3. 同じスクリーンで比較できる。遷移という時点で人は離脱する

他にも適切なサイズをお勧めしてくれるサービスは存在しているが、
その手のものは何かしらを登録するのに、ページを遷移することになる。

この遷移と入力というのが曲者だ。

わたしがwebサイトを調べた経験上、どんなにそのリンクの先が有益であっても、最低10%、多いと30%は離脱してしまう。

しかも、何かを入力するというのが手間だ。
この点、遷移なしで比較できるのはありがたい。

4. 同じスクリーンで色と価格も変えられる

同じ画面で色のバリエーションと価格も知れることもありがたい。

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これはわたしの記憶キャパの問題なのだが、
サイズを真剣に悩むうちに価格か色味を思い出せなくなることがあり、
そんなときに上と下にスクロールだけすれば、情報にヒットできるのはありがたい。

5.そもそも人は一人で洋服を決めたい

生活定点というサービスがある。
2年ごとに人々に価値観や行動についてアンケートを取る定点観測のサイトだ。

そこの衣服に関する質問で「服を選ぶ時は自分ひとりではなかなか決められない」というものがある。
その結果が、以下だ。

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質問は、服を一人で決められないか?なので、
この率が低いということは、一人で決めれるor決めたいと多くの人が思っていることを意味する。

ZOZOTOWNのサイズ表は、特定のサイズをお勧めはしていない。
あくまで見た目上は単にcmだけを羅列しているだけだ。

0から全部考えて正解にたどり着けと放置されるのは苦痛だが、0から100まですべてあれこれ言われるのも苦痛だ。

ZOZOTOWNのサイズ表は、自分で決められる余地がありつつ、考える材料はきちんと与えられている。

この放置でもべったりでもない適切な距離感が、わたしがZOZOTOWNのサイズ表が一番好きな理由だ。
(わたし以外の人も同じだと嬉しいな)


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