見出し画像

藤重政孝にハマってます2021

ジャニーズの後輩でもねぇのに近藤真彦のことを「マッチさん」と呼ぶ活動をはじめて2年になります。どうも、山本マリアです。

わたくし、遅ればせながらサブスク音楽配信サービスなるものに手を出しまして、タワレコばりの“NO MUSIC, NO LIFE.”マインドで日々を過ごしています。

スマホだのワイヤレスイヤホンを使い始めた頃もそうだったけど、いざ何かしらのサブスクを生活に導入してみると人間としてアップデートした気分になって優越感みたいなものが芽生えるもんですね。

といっても有料会員にはならず、有線放送を流す感覚でアプリのAIに選曲を任せ一人暮らしの静かな空間に彩りを与えるという極めて経済的な使い方に終始しています(つーか聴きてぇ曲があれば俺は盤を買う!)

自分で何の曲を聴くか考える意思決定の時間だったり、CDを入れ替えたりYouTubeで検索をかけたりする手間が省けるので、クオリティオブライフの向上をわかりやすく実感できるんですよ、これが。

しかし俺の安らかなる気持ちを阻害する悪書ならぬ悪曲(あくまで俺にとっての)が自動再生されることもあり、そういった精神的苦痛を極力回避するためにちょこちょこと設定をいじっていたら、あろうことか近頃90年代J-POPのスマッシュヒットナンバーばかりを流すアプリと化してしまった…。

20年以上前の曲ばかり聴いていると感覚が余計古くなってしまわないか、そんな不安を感じながらある日、某Spotifyを利用していたら藤重政孝『rainy night(レイニー・ナイト)』という楽曲がランダム再生されたのだった…。

(3:09〜)雨に打たれても髪型が乱れない。モノホンの男前である。


視聴のしやすさを優先するがあまりYouTube動画を貼ってしまったことで、本記事の根幹が揺らいでいる気もするが、否、ここで語りたいことは飽くまでも藤重政孝氏の楽曲についてである。

俺自身、昔の曲を漁るのが好きなので特に90年代邦楽ヒットナンバーはすべて網羅しているつもりでいたのだが、抜け落ちていた知識を音楽ストリーミングサービスの人工知能に教えられるとはやはり人力では限界があるみたいです。

さて、当時の匂いが漂うJ-POPバラードの今曲は藤重政孝最大のヒット曲でTBSドラマの挿入歌にもなっていたようだ。ハイトーン男声ボーカルが目立つ昨今ではほとんど聴かれなくなった低音域イケボボイス。ピコピコしたシンセの音。女性に対する二人称が『オマエ』。クサイ歌詞。90'sナンバーの美味しいところが豊富に詰まっています。

藤重政孝はミュージシャン兼俳優として現在も活動されているとのこと。この、イケメンミュージシャンとしてデビュー後に役者も始めるパターンが福山雅治やTo Be Continuedの岡田浩暉にもあった90年代の流れ…。単三電池4本買ってきてゲームボーイやりたくなるね。

次に宣材を撮ることがあればこのポーズに決定!


藤重楽曲について孤独に調査を続けているとどれも“90年代”で、精神的な時空旅行を心ゆくまで堪能できたのだが、その中でも完全に俺の心が25年前にトリップしたのがコレ↓。


2ndアルバム『forever』に収録されている#5「幾千の恋」。今は音楽やファッション、あらゆる製品がシャープでシックになってしまったが、25年前の日本はすべてがゴツゴツしていたよなってしみじみしちゃう一曲。

楽曲そのものもダサかっこいい名バラードなんだが、何より俺の心を打ったのがYouTubeのコメント欄。

20数年前
車の中で彼女と歌いながら毎日ドライブしてたのが懐かしいです

byみなみなさん

読んだ瞬間、何かの幸せホルモンが俺の脳内でクワァ〜っと分泌され、広がっていくのがわかったね。彼女とのドライブ中にカセットテープに録音した藤重政孝の「幾千の恋」をカーステで流し、共に歌う人生。これほど羨ましいものはない。


某Spotify先生、俺に藤重政孝の名曲を教えてくれて有難うございました!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?