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バーチャル美少女ねむ 掲載note

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バーチャル美少女ねむを紹介してくれたnoteをまとめています!
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#VRchat

メタバースでアイドル活動。小説家デビューも…普通のネットユーザーがVR空間でみつけた「もうひとりの自分」

多かれ少なかれ、誰しも周囲からの目を意識しながら生きている。そして、その意識は時に創作の邪魔をする。 自分みたいないい歳したオジさんが、こんなポエムのような投稿をしたら、痛い奴と思われるんじゃないか…といった具合に。 そんな風に自分の創造性に蓋をしている人にとって、「メタバース」は大きな可能性をもたらしてくれるかもしれない。現実世界を生きる自分とは違う「なりたい自分」を手に入れることができるからだ。 「まさか人生で、アイドルのようにステージで歌やダンスをしたり、小説を執筆

ボイチェン美少女ねむちゃんに台本使ってもらったよ!【実績報告】

はい! なんとなんと! VR業界でとっても有名なバーチャル美少女ねむちゃんにボイス台本使用いただきました! ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 即断即決で行動力が天元突破されてて。すごいですね(語彙) 貫禄の一発撮り……傑物ですね。 詳しくはこちらのツイートから。 なんで記事にまでしたか?とあるバーチャル美少女が実績報告をnoteにまとめるといいよって話してたので、まずやってみようかなと。 実は少し前からできるだけ実績はnoteに報告するよう

ヴァーチャルの世界、肉をもった基体

木澤佐登志『闇の精神史』を読んだ。 本書によれば、ユートピア(ギリシャ語で「どこにもない場所」を意味する。)の現実における実現可能性――ユートピア的想像力は今日退化しており、現代社会の未来は「闇」のなかにあるという。 そんななか、「私たちの「既知」の外側に広がる様々な空間=スペースを構想し切り拓く」(p.6)試みが存在する。本の帯でも名前が掲げられたイーロン・マスクによる火星開拓事業もその一つである。本書は、そうした古今東西の思想を概観し、過去を参照しながら「失われた未来

VRChatアバターにおける少女という存在についての雑記

私の遅筆はカタツムリもかくやといった具合なのですが、そんな私もありがたいことに、某所でライターとして活動させていただく機会を頂戴して、晴れて物書きの端くれとして活動させていただいています。 とはいえ、某所で性的な話を書くのは基本的にNGなわけであり、普段はVR空間の解説・考察記事なんかを書かせてもらっています。 今回はそうした制約から解き放たれ、自由に文章を書いていいということなので、まさに普段は禁じられている性について書いていこうかと思い、久しぶりに筆を取るに至りました。お

VRChatお砂糖JUST街頭聞き込み調査報告書

はじめに2023/11/06にバーチャル美少女ネム氏によって「ソーシャルVR国勢調査2023(現 ソーシャルVRライフスタイル調査2023)」が公開されました。非常に興味深い調査であった一方で「公開アンケートの性質上、VRに興味があるヘビーユーザしか回答せず、ディープな話題が誇張されているのではないか?」との指摘がされていました。 そこで、特に話題を集めていたお砂糖JUSTの項目に絞り聞き込みを行い、先行アンケートと比較することで妥当性の検証を行いました。 ソーシャルVRラ

ソーシャルVRライフスタイル調査2023レポートの感想

本記事は、2023年8月28日から同9月16日にかけてバーチャル美少女ねむさんとリュドミラ・ブレディキナさんによって実施された「ソーシャルVRライフスタイル調査2023」の集計後、同11月6日に公開されたレポートを読んでの私の感想です。この調査には私も回答しました。 レポートは11月9日21:00時点のものを参照しています。 総評サンプリング誤差について レポートのp.8にも書かれているように、ソーシャルVRのユーザーの一部を抽出して集計しているため、結果は真のパーセン

自己はVR空間において「デザイン」可能か?(後編)

※この記事は後編です。まだ前編をお読みでない方は、先にそちらを閲覧してから本文を読むとさらに理解度が深まるかと思います。後編単体で読むつもりで閲覧している方はこのままお進み下さい。 第三章.揺れ動く自分、そしてアバター1.概要 私は第二章一節において、アイデンティティは他者によって、もしくは他者を経由して形作られると述べました。また、その上で自分がアバターを通してVRChatという空間においてアイデンティティを得て(つまり、空間内において有意味な存在として)存在できるのは

自己はVR空間において「デザイン」可能か?(前編)

※本文に入る前に この記事は、前後編になっています。 前編は主に自己と自分以外の他者全般である周囲におけるアバターについての考察を展開し、後編ではそれらを踏まえた実践的な考察やアバター自体に的を絞った考察を展開する予定です。 著者である私としては最初から読むのをオススメしたいですが、前半は引用や理論チックな言い回しが多く、読み物などから疎遠になっている方だと読み通すのが難しい可能性があります。その場合は無理せずに後編から読み進めて頂いてかまいません。実際、お砂糖の話やV

NHK「100カメ」で放送、恋愛メタバースMemoriaの裏話

2023年5月23日23:00放送分のNHK「100カメ」の「メタバース特集第2弾」に、恋愛メタバース「Memoria」代表のこーちが登場しました! 「VRで彼女を作って恋愛するってどういう感じ?」というのがリアルに伝わる内容で、Twitterでも大きな反響がありました。 放送の裏側について、代表こーちにインタビューを行いました。 放送の内容こちなみカップル(代表:こーち、彼女:なみしろ)の、メタバースデートの様子を取り上げていただきました。 代表のこーちは、以前、VRの

パブリックコメントの書き方講座をClusterで開催しました!【期限は5/7まで】

Clusterで開催した、「バブでもわかるパブリックコメントの書き方」の振り返り!なぜこのイベント企画したの? 何となく書いたこちらのツイートで思ったよりも反響があり、イベントで説明してくれ~という需要があるのがわかったので早速イベント開催決定しました!(4/25) https://twitter.com/Ushikun_desu/status/1651396613821321216 こちらが実際に行われたイベント。「バブでもわかるパブリックコメントの書き方」という名前

メタバースで暮らす/#多様性を考える

 メタバースで暮らす僕には「苦手なことば」がいくつかあります。今回はそれらのエピソードを通じて「多様性とは何か?」について考えてみます。 ■「ジェンダー」 「――本日より社内の敬称は、『〇〇さん』で統一するように」  会社からそんな「お達し」があったのは、つい先日のこと。  性別によって呼び方を変えるのは、性差別を助長する、性的マイノリティへの配慮に欠けるから、らしい。個人的には〇〇くんと呼ばれたいけれど、みんながそうとは限らないか。  ただそれだけでなく、課長や部

「フレンドにJoin」をおぼえるまで

今日は「VRChatから離れた話」が(良くも悪くも)盛り上がった気がするので、中和剤として「VRChatに近づいた話」を投げ込んでおこうと思う。 noteを見返すに、2021年の6月ごろまでは僕のVRChatはソロプレイ専門だった。いまでもinvite onlyでワールド巡りをすることはとても多いが、リアル知人以外とは接触すらしていかなった。 転機になったのは(手前味噌で恐縮なのですが)「NISSAN CROSSING」の取材に行った時。ここで文字通り様々な人にあった。い

『メタバース vs ゲーム、ブロックチェーンと縁遠いVR』~Google AIまかせのWeb3ニュース 2022.3.8【学習】

今日は「メタバース vs ゲーム」に注目! ・エルデンリング同時接続100万に迫る。 ・メタヴァースで約束されていることはオンラインゲームでとっくに実現されている。 ・メタバースには「集まる理由」が必要。ゲームにはそれがある。 ・VRの多くがブロックチェーンと縁遠い。 後半 ・バーチャル美少女ねむさん「ソーシャルVR国勢調査」書籍化 ・VOICEVOXのクオリティが半端ない!TTSのNPCは広告媒体に。 ・・博報堂DYMP、NFTマーケットプレイス参入 ・ウクライナ支援、N

メタバースで声も変身「バ美肉紅白」を見てきた!かわいい声を技術と筋肉で実現する歌姫たち - cluster

 VTuberバーチャル美少女ねむさんが開いた「バ美肉紅白2021」を見てきました。2021年12月4日にメタバース「cluster」で開催したイベントで、出演者は全員、アバターやVRでかわいくなる「バ美肉」をしています。男声か女声に変換する技術を競っており、ボイスチェンジャーで機械的に変換するボイチェン組と、発声技術により変換する両声類組が戦いました。勝敗は会場で参加者がアバターの動きで投票する形式で、勝った方は「紅組」になります。短時間なら女声の発声が可能で、普段は疲労軽