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韓国日記2(マクドナルドのハンバーガーが美味い)

韓国三日目を過ごした、初日は夜遅くに着いたから事実上の二日目。あと、いきなり食べさしの写真ですみません。韓国のマクドナルドのハンバーガーは美味いです。

雑感。街並みは、公共施設やインフラは上海っぽい大味なデザインで、お店や建物が日本っぽい幾何学的かつ既視感のあるデザインで、サービスはその中間のどことなく丁寧さと簡素化されたもので、あと下町に近づくほどハノイっぽい。そして全体的に、ハッキリとした色使いや大きい文字など、日本にありがちな無意識であろう遠慮はない。うーん、言葉にしてみても、まだむずかしいかな…。

ルートはこんな感じ。

広蔵市場でチヂミを食べ→東大門のデザインセンターで少しアート鑑賞→ソウルから韓国各地に行くという衣服の卸市場をチラ見して→蚤の市をぶらりと周り→明洞で原宿みたいだな〜と歩き→Googleがガンガンに推す餃子店で舌鼓を打ち→西成っぽい場所でなんか叫んでるおじさんを遠巻きに見て→古い路地裏をリノベーションしたカフェや飲み屋が集う益善洞でお茶して→チムジルバン(スーパー銭湯)でサウナして→小腹が空いたので近所のマクドをテイクアウトしたら日本の倍ほど美味かった。

こうして並べるとけっこう行ったな、そして20分くらいで移動できるところはひたすら歩いたので、運動不足の30代は今下半身まわりがバキバキだ。今日は宿近くの巨大デパートに行ってみたり、サムギョプサル食べたり、明日会う友人の近所を本人に黙ったまま見て回ったりしようと思う。

それにしても、いろいろと回る中で「これがあの!」と分かりうれしくなることが多かった。韓国のことを知っておこうと先述の友人に勧められたTRANSIT韓国北朝鮮特集を買っておいたけれど、パラパラとのぞき見してからそのボリュームに腰が引けて手を付けなくて、出発日に慌てて読んだ。つまり付け焼き刃もいいところ。だったが、それでも「これがあの!」と思えるのは、韓国のことを観光はもちろん、文化や歴史や国民性について、吉村さんからレクチャーを受けていたようなものだからだろう(原稿を編集している)。

広蔵市場はチヂミが食べられるお店が多いんだけど、それは雨の日にとくに食べられるものだから、軽装の地元の人が多いのかな?とか。東大門市場は衣類の卸売市場なんだけど、そこから全国各地・海外にまで韓国のファストファッションが展開されているから、だからさっきシェルパみたいに大量の衣服を背負った人が歩いていたのかな、とか。

そういう目に見えないものも見えてくるので楽しい。順序としては本来逆なんだと思うけど。いっしょに来ている友人にベラベラと解説してたけど、そういえば俺初めて来たんだったな!と思うことが何度かあった。

ちなみに、ネットで調べて突き当たった記事で、あ〜なるほど〜分かりやすいなこの内容〜と思ってたら最後に、ライターとして吉村さんの顔が出てきて笑った。いつもお世話になっております。今お付き合いのあるライターさんの国に行くと、どこでもこんなことになりそうだな。これは行ってみなければ。

トップ写真は、夜遅くに小腹が空いて食べてしまったマクドナルドのハンバーガー。美味い、日本の1.5倍は美味い。いや倍はあるかも。グリルしたマッシュルームに燻製のような薫りでコクのあるタレが合っていた。お店に「シグネチャーハンバーガー」とあったから特別なのかな?ちなみにフライドポテトは味が薄くてケチャップを後付けする仕様。これが通常なら、逆に韓国の人が日本のフライドポテト食べたら塩辛くて敵わんだろうなー。日本人は塩分取りまくってるからそれに合わせてるのだろうか。そういえば、台湾やベトナムの丸亀製麺は塩分が少ないらしい。

ぜんぶうまい棒につぎこみます