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囚われた価値観


今日は、チャットで知り合って音楽やアートについて話していたブラジル人に会ってきた。

彼はブラジル人のステレオタイプには全く当てはまりようのないおとなしくて詩的な性格で、「カーニバルなんて行ったことがないよ、あれは馬鹿げている」と言ったときは笑ってしまった。

私もパーティや人ごみが苦手なタイプだ。そういう概念は、国の違いで判断してはいけないのだと、はっとした。

その後、日本の働き方のおかしいところを熱く語り合った。おかしいところだらけなのだ。彼は、ひどい顔をして働きに行く人々を見て、悲しくなるという。「彼らは苦しい思いをしてなんのために働いているのですか?お金を稼いでは楽しいことのために使う、とてもおかしい」そう言った。

確かにそうだ。「楽しいこと」=お金に結びつきすぎている。せっかく必死に働いたものが虚しくも一瞬でそのループにのまれていく。

ここまでお金に支配されなくてはいけないのだろうか。ここに幸せはあるんだろうか。

もちろん働き方の問題は世界の問題だ。その中でも日本が抜きん出ておかしいところは、残業が問題になっているにもかかわらず、残業しないと回らないという価値観は消えず、暗黙の了解になっていることだ。そこまで頑張って働いているその会社は、何を生んでいるのか?人間のお金への欲にまみれて本来の目的は消えているのではないか?

私は英語がまだまだ話せないが、それでも彼に会って話をできてよかった。今までもやもやしていたものが形となってはっきりと見えたからだ。語学を手に入れるということは、生の情報を得る機会や量が格段に増えるという点で、母国語のみの人と比べると圧倒的な差が生まれている。

私はもっと知らなくてはいけない。世界の問題も日本の問題も真っ向から向き合うために。

また新たな気持ちで英語の勉強を頑張ろうと思う。それではおやすみ。

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サポン!で世の中を変えることは難しそうです。しかしやってみる価値にかけてみたいと思います。