今日の芽（6月27日）

「葉が・・・黒い・・・」

この前は、土が緑で心配した。

葉が黒いのは重症な気がする。

ご病気かしら。

立ち枯れ病かしら。（ネット検索）

とか考えながらも、ただ見守るのみ。

新しい芽がニョキニョキ出てきている。

若干、パニック。

「間引く・・・」

移植について調べていたら、ネットにそう書いてある。

しかし、みんな同じように見えて、間引きの基準が分からない。

よって、すべて、一人部屋に引越しさせてみた。

いくつか「あ、根が切れた気がする」と思いながら。

「私なんかに育てられたことを、運が悪かったと思って」と無責任に「がんばってー」と念じる。

小さいうちは、根がまだ張ってないから移植しやすい。

ちょっと大きくなると、根がしっかり張っていて、注意して扱わないとせっかく張った根が切れてしまう。

ごめんよ・・・

都合上、1室お二人部屋もある。

根が絡み合って、どうにも出来ないことになっていた。

「運命共同体なんですね」と思う。

お一人だけ、やけにカールした葉っぱがある。

長生きできるだろうか。

でも、運を天に任せるのみ。

一番最初に芽を出したけれど、いつまでも小さくて「駄目かなぁ」と思っていた芽が、他の芽にも負けない立派な本葉を生やした。

逆に、早く大きくなった芽は、あまり代わり映えなく。

「駄目かなぁ」なんて、周りが勝手に決めたら駄目だった。

ご本人が持っている力を信じてあげないといけない。

みんなそれぞれ。

生まれ持ったものは違う。

表面を見ているだけでは分からないことがたくさんある。

今日も、芽から学ぶ。

作業を始めたのが7時だったのに、9時になった。