見出し画像

【詩人のオンの日】さみしい人はそんなにさみしくない

こんにちは。長尾早苗です。

クリスマスイヴですね!

どう過ごされる方も自由ですが

わたしは今日もオンの日です(笑)

先日まで書店を青葉台のコミュニティ・コワーキングスペースで開いていました。

そんな中で「さみしさ」について考えてみたので書いてみようと思います。


さみしさと孤独から生まれるもの

詩人は「大丈夫?」と聞かれてなんぼの世界です。

そういうと言いすぎかもしれませんが……

たった一人という中から創作は始まると思っていて、

大勢の中にいても自分一人しかいない

というのは本質的な孤独(ここではあえて「さみしさ」と呼びます)

ではないように思います。

たった一人ということで

自分を見つめ返し、その中から生まれるものが詩だと思っています。

簡単に「つながる」ことのあぶなっかしさ

先日、お客さまの中にもわたしのコミュニティ・コワーキングスペースの中にもいらっしゃるのが

SNSや在宅勤務をしていて、どんなにフォロワーや友達がいても

「つながりたい」という思いが消えない方です。

確かに「つながる」ことは大事ですし

それが自分の希望にもなったりします。

でも、本当に助けが必要な時にその「つながっている」人々が助けてくれるわけではありません。

自分から外に出て行ったり、自分からまず外のコミュニティにオフラインで立ち向かう、

というのがわたしがこれまで学んできたことでした。

さみしさをばねになんてできない

それでもね。さみしいって思う時はあります。

家族がいても友達がいても、

さみしさをばねに詩を書こう!

とはわたしは言えません。

確かに生まれるものはあるかもしれないけれど、

それが作者の中でむなしくなってしまえば

それはそれでとても作品自体がかわいそうだな

という思いもありますし

何より作者自身の心の健康が大事だったりします。

安易に人とつながっていても

SNSは「脚色された自分」を見せていることが多く、

本物の「あなた」に会うことはできません。

顔が見えないということは時に

わたしにとっては脅威となることがあります。

もちろん顔が見えないということに

美しさを見出したり

安心感を覚える人もいるかもしれませんが

それは個人個人の考え方だと思っています。

本当にさみしい人も今日だけは

わたしは一人暮らしをしたことがありません。

仕方のないようにも思うのですが

実家から結婚してすぐに二人暮らしになりました。

今考えると、よくステイホームの時期を乗り切れたな

と思うくらい外に出るのが好きです。

今日はクリスマスイヴですが

恋人と過ごす日ではなく

その人その人があたたまり

幸せな気持ちを胸に抱える日だと思っています。

だからこそ、

明日に向かっていける勇気が持てるのだと思っています。

さみしくて、本名を知らぬまま付き合っている人々も

もちろん大事なのですが

一回自分の世界からはみ出してみる

外の世界に出てみる

というのも大事な気がしました。

それにしても寒いですね!!!

わたしにとってはとてもしんどい冬がやってまいりました。

冬生まれなのに冬が一番苦手です……。

こわばった体をヨガやストレッチでほぐして

ハーブティーを飲むことがわたしの幸せにつながっています。

どうぞ、今日だけでもみなさまが

本当のさみしさを無理せず自分の中であたためたり

だいじょうぶ

と自分にいえる日でありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?