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あさのあつこ『風を繍(ぬ)う』を読んで

あさのあつこさんの江戸もの、読んだの初めてかもしれません。

問屋の丸仙の内裏、おちえはだれしもに名をはせる道場のつわもの。しかし、彼女の道場には風変わりな来客があったり、彼女自身闘っていくことで、自分の道を見出していく。

道って私、結構好きなことばなんです。

だってその人の歩む生き方そのものじゃないでしょうか。

おちえは闘うことで自分の道を見出していくし、自分の「場」がなくなっても必死で立ち向かおうとします。

そんな健気さを、私達大人だって、持っていていいような気がするのです。

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