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【エッセイ】詩人の仕事はじめ・新年のご挨拶

こんにちは。長尾早苗です。

新年おめでとうございます。

いろいろな一年を過ごされた方も多かったように感じています。

去年はうさぎ年ということで、おととしに作業場所の忘年会でいただいた

七転び八起きのうさぎにとても力をもらいました。

大晦日は家族二人で過ごしていました。

実家がどちらも近く、新年会をするので帰省もなく、ただただのんびりと二人とも仕事をしていました。

わたしは在宅ではなく作業場所でいつもは仕事をしています。
作業場所が年末年始休業をしていたため、年末年始は時折年中無休24時間営業のファストフード店で仕事をすることも。

あまり家にいないので、ずっと家にいる日もあり、新鮮でした!
いつもならすぐに煮詰まってしまうのだけど、
大晦日は差し入れのルピシアの紅茶ギフトに癒されていた日でした。

毎年恒例で年末には周期的にほてって体調を崩すのですが、今年はままっちさんという知り合いが作ってくれた米ぬかと玄米が入ったカイロを首に貼り、なんとか安静にできました。

詩誌の締め切り管理係だったのでほくほくしながらみんなの原稿を読んだり、勉強していました。

今年もつつましく新年におめでとうを言い、おせちを食べ終えた仕事始めの朝です。

初詣に行ったら二人とも大吉でした。めでたいねえ。

新年の抱負としては、

まず作家として、詩人として「待つ」「のんびりする」「無を楽しむ」という仕事に慣れていきたいと思っています。

宿題を早く終わらせたい、を治したいです。今年ばかりは。(笑)

新年初めからですが、お知らせです。

去年は1500編以上の詩を書いていたようでした。

1か月に2編の詩を選び、詩誌や新聞に寄稿した詩を収め、未発表の詩を1編含めた

第五詩集『暦の中を吹く風と』(私家版)を刊行したいと思います。

表紙は描いてもらいたいイラストレーターさんが決まっておりまして、

まずは推敲をちゃんとやる。ちゃんとやってからイラストレーターさんに連絡してみようと思っています。

今年は辰年、そして大河ドラマは「源氏物語」の作者、紫式部ということで

またミラクルな一年になるのではとわくわくしています。

なるべく平穏に、平凡に暮らしていきたい、のんびりしたい

という思いはありますが、その生活の中で

「待つ」というその仕事に「わくわくしたい」という思いがあります。

今年は文学フリマ東京に春・冬出店し、ポエケットにも出店します。

私家版で作り続ける、さらにステップアップしたら出版社から詩集を出す

という思いがありまして

いろいろなところに寄稿したり、チャレンジしていきたい思いもあります。

今年で31歳を迎えます。何か特別なよいことが起こる予感すらしています。

30歳になるまで広げてきた世界で、自分というものが窮屈になってしまったものが

少しずつ解消されていきました。

いつだってわたしは、何度でも前を向いて行ける。だからこそ、凪いで進む。

わたしの大切な人々も、家族も同人も恩師のみなさまも友人も、どうぞ本年の長尾早苗をよろしくお願いいたします。

2024.1.1 長尾早苗

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