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森と図書館と歩く日々

書くこと・読むことと生活

私の書くことはライフワークです。お給料は出ないことが大半だけれど、私自身は生活の一つの仕事としてとらえています。

そして、毎日というわけにもいかないものですが、お給料の出るイラストの仕事が落ち着いた時や、休日に「大量に読むこと」もライフワークでした。

その、書くこと・読むことをつなげられたのがこのnoteという媒体で、今までツイッターやInstagram、ブログでやっていたより反響が大きかったので続けています。

私自身イラストを描く仕事は在宅でしていて、もうすぐ1年になりますかね。ただ、在宅ワーカーの悲しい性、忙しすぎると外に出られなくなったり、筋力が低下して体や心のあちこちに不調が出たりして来ました。無限に仕事ができてしまうからです。

時々、働き方改革をしなければならないなというのが今後の課題だな、と思っています。

今は朝2~4時ごろから集中して5~6時ごろまで働き、あとは自由な時間を送っています。料理をしたり、本を読んだり執筆をしたり。

私は普段詩雑誌の投稿・詩誌への寄稿・文芸誌の寄稿、という紙媒体のものにむけて詩を書いているので、ほとんどnoteでは詩を発表していません。いつかやってみたいな、と思うのですが、今はエブリスタにまとめています。エブリスタには詩雑誌への投稿作品を、投稿してから2か月たったらアップしています。

今日は、そんな私の暮らし方をご紹介しながら、今日地域の図書館の方に「長尾さんの読書感想文を娘に読ませたいから、ぜひまた書いたら教えて下さいね」と言われたので、少し高校生くらいの子にも向けてわかりやすくエッセイを書いていこうと思っています。

主婦になったら読めなくなる!?

以前、私は図書館で働いていました。大学生のころから図書館通いは日常で、よくバッグを壊すので、アウトドア系のリュックサックに市の図書館の10冊、大学の図書館の10冊、計20冊を入れて毎日登校していました。その本の入れすぎがバッグを壊すことにつながってくるのですが……

図書館では主に本棚の整理と、返却された本の整理、お客さんからの情報の質問に答えること、そして主におすすめの本の紹介文をポップや図書館新聞に書く仕事をしていました。

その頃から、派遣社員・委託社員として働いていたので、当時独身だった私は結婚を控えており、主婦のみなさんと働くことが多かったです。

その頃に図書館新聞の仕事を持ち出された時、「主婦は忙しすぎて……本の情報を手早く探せるのはできるんだけど、実際に読んで紹介するとなると難しいのよね」と言われることが大半でした。その後、体調を崩すなどして結婚前に図書館の仕事をやめてしまいましたが、それからも本の紹介をしたいという思いは変わらずありました。

確かに結婚してみたら、些細なことの考え方の違いにびっくりし続けていますし、でもそれも1年経ったら慣れてしまいます(笑)掃除に洗濯、買い出しに料理、ゴミ出しに家計簿など、家事には様々なものがあって、一人でやるとなると大変でした。私と夫はどちらも在宅で働いているので、よくよく相談しあい、どちらか得意な家事をどちらかがして、どちらかが無理そうなときは起きたときにどちらにもわかるように「これお願い」と任せてしまうスタイルをとりました。仕事部屋は別々にあるので、私がリビングで働き、夫が書斎で働くスタイルをずっと続けています。

ただ、私がリビングで働いているせいか……どうしても、家を「職場」と考えてしまう傾向にあるんですよね。だからこそ、1日30分以上は家から離れよう、と今がんばっています。それを本格的にやりだしたのは、私の詩集の話を他の方とする11月末からでした。

大丈夫なの? コロナの時代に散歩すること

本音を言えば、私としては緊急事態宣言の中、外に出ることを非常に危惧していました。やっぱり怖いので……ただ、不調が出始めてから、医師からすすめられたのが「散歩」です。

私の暮らす街はとても緑が豊かな所で、夏にホタルが飛ぶ川、ウォーキングコースとなっている森、カワセミが遊びに来る池なんかがある非常に静かな住宅地です。私の仕事部屋のリビングからは小学校の通学路が見えるので、朝8時半には登校が終わり、密にならない時間帯が午後2時まで続きます。その時間帯なら、精神衛生上といいますか、無理のない範囲で歩くのを続けてください、と言われました。

実は厚生労働省のwebサイトまでチェックして、健康のための散歩は体によいことがわかったので、朝基礎体温を測るついでに検温をして、マスクとサングラスをお守りに30分以上歩いています。

散歩の時に鍛えられるもののもろもろ

散歩をしていて変わったことは、まず筋力の付き方が非常によくなったことと、健康的な考え方ができるようになりました。だからでしょうか、最近の作品はエブリスタで発表するたびトレンドランキングに入らせていただいています。ありがたいことです。

創作活動にこんなにいい影響が出るなら、もっと散歩をしてみよう、続けようと思っています。

散歩の時に鍛えられるのは足や体だけじゃなく、脳や心もそうなのかもしれません。

今は晴れた日には森から図書館に向かうルート、雨の日にはコンクリート舗装された川沿いをあたたかい服装で歩くルートが私にとって日常になりました。

iPhoneでも歩数計アプリがありますので、帰ってきてうがい・手洗いをすませたら、足の疲れと同時にアプリを見て、「おお今日はこれだけ歩いたのか」とにまにま笑いながら水を飲んで、ソファベッドでごろごろして休憩してから執筆したり創作したりする生活をしています。

移動図書館や図書館の本たちの魅力を伝えたい!

今私の地域では、地域の図書館では一回につき2冊、市の図書館では6冊まで借りられることになっています。市の図書館まで行くのは遠いので、地域の図書館で予約していた本の受け取りをし、2週間に1度来る移動図書館で6冊借り、地域の図書館で2冊借りています。

それも、散歩とまとめておこなっています。

ただ、先日から私の散歩ルートにある公園で、他の市と連携して他の市の図書を借りられることができるようになったので、合計18冊借りられることができるようになりました。他の市では10冊が限度なのですが、今の地域と市では合計8冊。他の市の移動図書館が散歩ルートに来るようになったのです。

私はライフワークに「読むこと・書くこと」があると述べましたが、本当にそれが早くできてしまうので、読む本が一日に一冊もない、という日は本当に一日を長く感じます。多分、30分に1冊のペースで読んでいるんだと思います。

今はフリーランス主婦として働いているので、主婦でも読めるということと、本が好き、だけど何を読んでいいのかわからない! という人たちに向けて感想文やエッセイを書いています。

本というコンテンツは、私は本当にいいものだなあと思っていて、動画や音楽のように電源がなかったり電波がなかったり楽器などがなくても、灯りさえあればいつでもどこでも楽しめるものです。だからこそ、その魅力を一人でも多くの人に伝えたくて、私はnoteで読書感想文を書いています。

皆様の生活に、少しでも彩りをもたらせたらと、願ってやみません。

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