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ほしおさなえ『紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆』を読んで

待ってました!

シリーズ最新刊になります。

この帯を外すとかわいい仕掛けが待っているのですが、それは購入した際の楽しみにとっておいてくださいね(笑)

紙を扱う記念館にアルバイトとして入った紙小物好きの大学生、百花の活躍が今回も大きかったです。

吊るし雛を見て水引をつるす、つなぐっていうアイデアがすごい!!!

もともと、ひととひとの縁をつなぐという意味で水引は「結」と呼ばれていたそうです。

その家族の話にも泣けたけれど、万年筆のカラーインクの話にはもう私の中で興奮とときめきが止まりませんでした。

私はおととし、友人の誘いで「手帳会議2020」というラインオープンチャットで「ひつじちゃん」というハンドルネームでみなさんと交流していました。2020年の手帳をどれにしようかみんなで一緒に情報交換しよう!という文具好きのサークルのような集まりだったのですが、私も万年筆が大好きで、サークルの中にガラスペンにハマっていた女性がいたんです。彼女とよくおしゃべりしていました。

インクのカラーバリエーション・ガラスペンのきれいさ……

そういったものもこの一冊の中には盛り込まれていて、話の展開もとても好きなのですが、個人的に出てくる小物すべてが好きでした♡

手帳や万年筆、すべての文具女子にも文具男子にも読んでほしいです。

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