檻之汰鷲『漂流夫婦、空き家暮らしで野生に帰る。』を読んで
芸術家夫婦。うーんなんだかわかる気がする。
私も小説を書く夫と(今は)自然豊かな郊外で家で文章を書くという生活に慣れているけれど、もう本とパソコンと筆記用具とスマホがあればどこでも書けるので、もし落ち着いたらまた引っ越してしまうかもしれない。
それだけ、自由です。
檻之汰鷲さんは石渡のりお・ちふみさん夫婦のペンネーム。いいなあ、と思います。結構サバイバルな暮らしでどきどきするけれど。
私も子どもを産む前までは、この状況も落ち着き次第、いろんなところをめぐって旅して、たくさんのことを書いていきたいなと思います。
物をあまり持ちすぎない暮らし。シンプルに、それでも心地よく暮らす。
それが私のモットーでした。時間には制限がないけれど、それだけ自由に、でも過酷な仕事が待ち受けているという現実。
そんな中で、私たちは生きています。時々、世界と自分たちのこの部屋が切り離されてしまったかのようなことを覚えるけれど、それでも暮らしは大事で、週末が待ち遠しいです。
また、あおう。
また、あおうね。
と約束した友達を、お互い待たせながら。
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