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やっとの思いで掴み取った「全国ランキング3位」

「マジか…。」

これが全国3位を取った時の率直な感想でした。それと同時に今までのさまざまな思い出が蘇ってきました。(これはメダルゲームについての話ですが、メダルゲームをよく知らない人でも楽しめます。)

初めてゲームセンターに来たのは恐らく僕が保育園にいる時、もう物心ついた時には気づいたらゲームセンターにいました。一番最初にハマったゲームは「湾岸ミッドナイト」や「頭文字D」などのカーレースゲーム。父が元バイクレーサーで、母が元自動車学校の教員だったということもあり、遺伝子レベルで車やバイクには興味がありました。ただ、残念なことに、まだ保育園生や幼稚園生の時はペダルに足が届かず、父の膝の上でハンドル操作だけしていました。もちろんギア操作も分からないのですが、周りのお兄ちゃん達がガチャガチャやっているのをみて、とりあえず自分も格好つけてガチャガチャやっている時期もありました。(今思い返すと懐かしいな


家族全員がゲームにハマり出す……

でもやっぱりゲームセンターにいる限り、他のゲームにも目が行ってしまいます。
妹も生まれ4人になって賑やかになった家族がハマったのが、クレーンゲーム。
誰もが一度はしたことがあると思います。100円を入れて、ボタンを押したりレバーを動かしたりすることによってアームを動かし欲しい景品を取り出し口に落とすゲーム。
よくよく考えるとかなりの単純作業でたまにお金を突っ込んでいることが馬鹿馬鹿しく感じる狂気のゲーム。しかし欲しい景品を目の前にすると心理は一変。「あともうちょっとなのに」という気持ちから辞め時を失い、気づいたら小銭は空っぽ。それでも諦めきれず両替機に向かう始末。結局最後は「普通に買った方が安いよな」という意見で家族全員一致。



最終的にハマるのは、、、

「じゃあ今度は何にハマるんだよ」と思ったそこのあなた。太鼓の達人などの音楽ゲーム?ゾンビなどを銃で倒すシューティングゲーム?もちろん全部やり倒しました。で、最終的にハマったのが、皆さんご存知メダルゲーム。いつ頃ハマり出したかは正直覚えていません。とにかくメダルがジャラジャラ出てくることにいつしか快感を覚えていました。(今思うとやべー)
ただその頃は賭ける枚数が少なかった為まだマシな方だったと思います。まぁ賭ける枚数が増えることは目に見えているんですけどね(笑)でも実はここが全国3位、そしてその後の僕の人生に大きな影響を与える入口だったのです。(山あり谷ありのメダルゲーム人生?


中学生にしてギャンブル依存症!?

本格的にメダルゲームにハマり出したのは小学4年生の頃。家族でイオンモールに行くことが多かったので、母が買い物をしてたり妹が書店にいたりした時は母からもらった1100円を握りしめ(当時は行っていたゲームセンターでは1100円で500枚が買えました)小走りでゲームセンターに向かっていました。
「1秒でもメダルゲームを長くしていたい。」
確か当時はそんな心境だったと思います。イオンで映画を見たり家を出る時間が遅くなった時は、閉店ギリギリまで遊ぶこともありました。照明が消えてゲーム機には『あと15分でこのゲーム機に入っているメダルは全て取り消され、電源がOFFとなります。』なんて画面に書いてありました。
「やべー、メダル消えちゃう!」とか言って今となってはいい思い出ですが(笑)
でも、冷静になって考えてみると、こんだけ長い時間メダルゲームをしてても「あともうちょっと」「これで終わるから」などと言って、たまに家族を待たせてでもゲームをしてしまうことがあったので、その時は軽度のギャンブル依存症だったのかもしれません…。


高校一年生で3ヶ月で24万円を失う

僕はいつの間にか「メダルゲームで全国ランキングに載りたい!」と考えていました。そんな僕に悲劇が起こります…。
進学校に入ったものの勉強に呆れていた僕は毎週朝5時に家を出て、土日は昼ごはんもまともに食べず、ゲームセンターで過ごすという日々が続いていました。でも、どうやって遊ぶお金の資金調達をしていたのか。お母さんからもらうわけにもいかないし、誰かに借りることなんてもってのほか。(そこらへんの感覚はしっかりしてました)
遊びたい僕の目先にあったのが、僕の銀行口座でした。今までほとんど使ってこなかったお年玉。
「これなら自分がもらったお金だし問題ないだろ。」
その気持ちがお金の使い方を荒くした一番の原因だったと思います。
このことに関しては本当に後悔しています。ですが、お金の使い方・大事さについて見直すいいきっかけとなりました。


不意に訪れた「全国3位」

24万円を失ってからもメダルゲームはしていましたが、お金の使い方はかなり改善していました。また、今までは1人でゲームセンターに行くことが多かったのですが友達も誘って、そんなに当たってなくても遊ぶこと自体を楽しむようになりました。
そんなある日。奇跡が訪れました。
高校2年生の時。ファッション好きな僕は同じクラスの仲のいい女子と2人で服を見ることになりました。そのついでに近くのゲームセンターで遊ぶことになりました。時間もあったのでメダルゲームでも遊ぶこととなり、少額から始めましたが、みるみるうちに増えていきました。もう時間的に終わらないといけなくなった時僕が
「じゃあ、残ってるメダルを全部使い切っちゃおうか」
と言って、そのゲームのMAXBET(最大賭け金)で急いで終わらせることにしました。ただ、僕は今までの経験からなんとなく分かっていたんです。終わろうとした時に限って、大爆増してしまうことを………

その時の写真がこちらです↓

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一撃41760枚❗️❗️
皆さんにわかりやすく説明するとゲームセンターでよく見る、メダルを入れるためのメダルカップ(下の写真)満杯が、なんと83カップ分‼️

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メダルだけでベットが作れそうですよね(笑)

最後に一言…

メダルゲームもクレーンゲームもお金を使います。しかも、気づいたらお財布が軽くなっているという現象がよく発生します。ゲームセンターでのお金の使い方には十分お気をつけ下さい。

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