読書メモ:斎藤幸平『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(KADOKAWA)
注目ポイントメモウーバーイーツで配達してみた 自由と、自己責任と
本書を書く経緯での一文。
非常に共感。「シラケつつ、ノる」ことの重要性を『フェミニズムってなんですか』でも痛感した。すぐに社会を変えることはできなくとも、変えていかなくていいわけではない。
ゆえに、ウーバーの配達員の立場は弱くなってしまう。
最近考えていたことと合致。去れと言われて簡単に去れるのであれば、問題はないのだ。問題のある待遇をする組織は淘汰されるはずだから。しかし、そうではない現実につけ込んでいる