【アメリカ渡航】従姉妹とディスカウントストアへ行った話と、従姉妹が帰国した話【1月7日-1月8日】
1月7日
明日、従姉妹は日本へと帰る。長いようで短い数日だった。来た当初に比べれば幾分英語にも慣れ、話し始める際に有った恐れが減少した。
もともと日本語自体が少し不自由な従姉妹であるから、順応するのはそう難しいことではないと思っていたが、やはり気質と言うか性格と言うか、挑戦する際にバカは強みだと思った(本当に良い意味で)
日本へ帰る前にアメリカを少し回ろう、ということで色々と回った。現地の空気を感じ、色々と考えてもらえれば良いと思った。
牛や馬の放牧地、博物館、ショッピングモールなどを回った。
ぼくが気に入ったのはTJマートで、アメリカにあるディスカウントストアである。家具や服、雑貨などが置かれている。
日本で言うところのHARDOFFのようなものだけど、やっぱり少し違っていて汚い中古品などはほとんど無い。
安価で提供されているオンリーワン商品は回転が早いのでネットに出回ることが少なく、実際に現地に行って相場や状態を体感できるというところに何より優位性がある。そして送料も掛からないのでお財布にも優しい。
気ままなドライブと相性がいいので、ディスカウントショップへ行くのは、ぼくがストレスフリーな生活を送る上で、コンパニオンプランツのような役割を果たしていた。
個人的な考えになるが、パートへ出かける主婦などはこういうところで働けばいいと思う。モノの相場を知ることは何より生活を送る上で大切だと思っているし、簡単でわりかし実入りのいいせどり業を行う上で、こんなに適した場所は他にない。
ついでにいうと、物を売っていると体感ではあるが、物欲が減る。
ぼくは従姉妹に上記のようなことを言って、軽く勧めてみたが「別にお金にこだわってないしいい」とのことだった。
コスメティック用品の値段が数百円違うだけで30分以上も悩むことができる彼女はぼくとは全く違う人種である。
ぼくは色々と考えてしまう性質のせいもあり、物事をあまり楽しむことができない。野暮なことを言ったなと少し思い、二人で店内を見て楽しんだ。
帰宅後、旦那さんがステーキを焼いてくれた。従姉妹が「本場のステーキが食べたいんじゃ〜」と言っていたので買ってきてくれていたのだ。
成長ホルモンを含まない、オーガニックな牛肉を食べた。安価で美味しいお肉にはそのようなものが含まれていることが少なくない。旦那さんのきちんとした誠意に感激しながら、食べる肉の味は当然最高だった。ありがとうございます。サンキューベリマッチャ。
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1月8日
従姉妹が帰国した。朝5時に起き、そこから車で片道3時間ほど。ぼくは母の様子を見るために家に残った。
彼女に対して僕たちはハグをした。彼女はブラックジョークを理解することができないので、しばしば疎外感を感じると言っていたが、杞憂に過ぎないことが分かったと思う。
ぼくたちはただただ人に対して冷静でありたいだけなのだ。感情的に物事を伝えるのももちろん必要だが、それよりかはいつだってより良い方法を模索してお互いに歩み寄りたいだけなのだ。
彼女のおかげでぼくたちは無理をしない笑顔を貰ったし、彼女にも何かが与えられたと思う。
夕飯はカレーにした。ココナッツミルクとスパイスを用いてベースを作り、人参、じゃがいも、ナス、オクラ、ビーフを入れて煮込んで終わり。追加に薄いパイナップルジュースを入れたので甘くて辛いものになった。美味しかった。
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特に書くこともないので今回はここまで。
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