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樹齢800年のパワー

満開🌸
真ん中の桜が樹齢800年の桜
50~60年前に落雷で真ん中の幹はなくなったらしい
幼少期に育った公園

あいにくのお天気だったけど
花曇りって言葉もあるらしいので
満開の桜を見に幼少期に育った町へ古希の母を連れお花見へ。

母の実家の近くにある樹齢800年超えの桜。
たぶん小学生の頃に1度見に来たきたことがあるので
実に30年ぶりくらい。

田舎の中でもさらに山のほうなのでほぼ貸しきりで満喫できた。

50~60年くらい前に1度落雷により
真ん中の太い幹が無くなったと母から聞く。
それでも新しい枝葉を張り巡らせて
咲き乱れる桜にものすごいエネルギーを感じる。

ふつう桜の寿命は100年くらいらしいのだけど
この桜は800年を超えている。8倍!!
平安時代から生き続けている桜の木。
この桜が成長していく中で何度疫病が流行ったんだろう。
何度戦争は起こったのだろう。
それでも毎年変わらず花を咲かせている。
命ってすごいね。

近くにある母の実家は
仏壇もお墓も家の中も片してしまったので
帰ってきたって感じにはならないけど
一緒に連れてきてよかった。

そして桜満開のはしご。
今は亡き父親の家から歩いて行ける運動公園へ。
ここも何十年ぶりだろう。

鯉にお麩をあげてた池がなんだかキレイな色で
こんなにキレイだったかな?と不思議な感じ。

物心つく前からあるぞうさんの滑り台
藤棚、市営プールや武道館、野球場、
テニスコート、土俵、
中体連で走ったグラウンド。

エモーショナル!!!(←エモいって使えないアラフォー)

すべてが懐かしすぎて
母と小さい頃の想い出話ししたり
のんびりお散歩コース歩いてみたり。

前はぎこちなかった母子関係が
ゆっくりだけど緩やかに
ほぐれていってる感じがする。

母も年だし
私もいろいろあるし
先のことなんか明日さえどうなるかわからないことを
すごくものすごく実感している昨今だから
また笑って楽しめる幸せだね~って言えることを一緒にしていこう。

行きがけ小雨がパラついてたけど
桜を見る時は止んでくれて
暑すぎず寒すぎず心地よい風が吹いて
ウグイスの鳴き声が聞こえて
そんな中で
「世界は大変なこと起きてるけど、美味しいもの食べれてキレイな桜が見れて元気でいれるって幸せだね」という母の言葉に
ちょっぴり泣きそうになった。

いろいろたくさんの心配かけてごめん。

ホントに今が幸せだ。

まだもうちょっと治療はがんばらないとだけど

ものすごいパワーとエネルギーをもらえたから
またがんばれる💪

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