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頼る、は双方向なんだ。
仕事の上司の上司がパワープレーヤーで、ちょっとしんどい。
でも、言っていることは理にかなっていることも多いので、自分の考え不足だなーとか、もっとうまく立ち回れない自分が悪いんだなよなーとか反省して、どうにか折り合いをつけて前に進んでいこうと奮闘していた。
けれど、最近爆撃が多くて、ついにいっぱいいっぱいになってしまった。
直属の上司(は優しい)に方針についてちょっと噛みついて、そこから話し合いに。私が何にモヤモヤしていて、どうすれば解決するのか、一緒に考えようとしてくれて。まぁ、とにかくてんやわんやなものだから、もういやだー!で頭がいっぱいで泣きそうになったけれど、仕事中に泣くとか一番対処に困るやつだから。全力で涙をこらえてた。
上司が、近くにいた大先輩に「こういう時(パワー上司に振り回された時)の対処法どうしてますか」と聞いた。大先輩は、「距離を置くこと」と言った。「あとは、周りを頼ること。」とも。
そのあと、上司の方を向いて、「周りが大事なんだよ!」と力強く言ってくれた。
私の涙腺はあっけなく崩壊した。
周りに頼りなさい、というのは世間一般でもいろいろな本でもよく言われることで。でも、私のような超絶ネガティブ人間からすると、その言葉は「ちゃんと周りに助けを求められないお前が悪い」と言われているように聞こえてしまうんだなぁ。被害妄想も甚だしいね。でもそう思っちゃうのだ。
だから、なんというか、「頼る」は双方向なんだよ、というのをハッキリ言ってくれたのが、嬉しかったのか、心強かったのか。私はこの大先輩を尊敬してやまない。この会社に転職して一番よかったのは、この方に会えたことだと言っても過言ではない。
そのあとも上司やチームの先輩がいろいろ話聞いてくれて、実はだれも対処法わかってないということがわかって(笑)、解決はできていないのだけれど、心が軽くなったのは確かである。
また明日から模索の日々が始まる。でも、今度は周りに頼りながら、なんとかやっていけそうな気がする。
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