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星も沈めばヒトデとなる

『伝説のスタフィー』遊びました!!ゲームボーイアドバンスで存在は知ってはいたものの、ゲーム自体に触れたことがなくお子さまにも人気があったようでして、しばらく様子見をしていたらSwitch online+追加パックで配信されました。しかも3本も!!こういうところも任天堂、好きです。

ゲームショップでのパッケージ初見では『カービィ』っぽいアクションゲームかと踏んでいました。横スクロール画面で顔も似ているし。任天堂だし。コピー能力まではさすがにないだろうと、あれこれと思惑を泳がせておりました。いやぁもうコレがなんとも素晴らしい作品でして!!

"テンカイ"の王子さまである星型のカタチをした「スタフィー」少々おっちょこちょいなところが大いにあります。落ち着きがない元気なダンシ(?)です。シナリオはそこからはじまりそこに終始する。「おドジが生む冒険」とも言えますね。


シナリオ面では自らがやらかしてしまった不運が原因で、"テンカイからカイテイへと舞台を移します。

here〜there。ココからムコウ。物語は「元の場所へと向かう」there〜here、ムコウからコチラでもあるわけでして、これは"お子さま向け"かと決めつけていた自分がはずかしくなりました。


アクションゲームでは"難所"とされる水中、今作では「カイテイ」がメインです。マリオやロックマンでは融通が効かず操作に苦労する特徴があります。重力がかかり、マリオでは思うように進まない。ロックマンでは浮きすぎる。

「伝説のスタフィー」でも操作のしづらさ、抵抗のあるナシはあるものの、やりづらさ、動かしづらさをあえて活かしつつ"コントロールする楽しさ"へと昇華しています。

快適に動けるハズの地上がかえって"挙動のコントロールに苦労する"という逆転現象がおきました。慣れってコワイ。

スタフィーは"テンカイ"つまり空の上の人間(?)なので、「お星さま」これが「水中」となるとなにになるか。言わずもがな「ヒトデ」ですね。

星も沈めばヒトデとなる。

なんかの名言みたいですね。気に入ったのでタイトルにしよう。物事や出来事は、「外から眺める人と中にいる人では受け取り方が変わる、ソータイ的ジジツ」がスタフィーにも描かれておりました。言われないけれどね。
ヒトデも浮かべば星になる•••訳ないわな。

ヒトデというのは移動が遅く、貝類とかも食べます。食餌方法はちとキモい。デカいと「オニヒトデ」という種類も。猛毒なので近いちゃダメですよ。

ヒトデは読んで字の如く「人手」です。
古代の人は人の手に見えた。英語ではスターフィッシュ。星が⭐︎のカタチになったのは、いつ頃だったか忘れましたが、意外と近代になってからだったと記憶しています。アニメの影響じゃなかったかな。エジプトではギラギラしてたっけな。


人の手は基本5本あり、外に向かうカタチをしています。関節があり、曲げたり折ったりできる。モノを掴むと丸っこくなりますね。ヒトデもグーになりますが基本パーです。


スタフィーは攻撃が「スピンアタック」しかないので、プレイヤーは移動に専念出来ます。スピンもドリルのように回転アタック。連続スピンするとめまいがおきますので、レバガチャで復帰しましょう。スピンはただあくまで感覚ですが、グーパンチしているようにも思えますね。痛快。


ただでさえ融通の効かない水中ですから操作があれこれあると混乱しますよね。ボタンがAとBしかないゲームボーイアドバンスの特徴をイカしたハイチ。ムダなものはトコトンなくす。アイディアです。結果として快適に過ごせる気持ちよさへと変換しているのでしょう。


少々ヤンチャな相棒がくっついて来ましたが、なぜか江戸っ子根性があり頼もしい。ステージもむずかしい謎解きもクセのあるボスもおります。

ラスボス戦の盛り上がりも押し合い圧し合いのスピンアタック合戦で大いに楽しめました。
お子さま向けかも知れませんが、お子さまを楽しませることがどれだけむずかしいことか、と言うのは想像にむずかしくないでしょう!


宇宙よりナゾに満ちたカイテイの冒険、
ヒトd•••じゃなくて星の王子さまの冒険
伝説のスタフィー

周回要素もバッチリストーリーに絡んでおり、
まったくもってスキのない作品。
2も3も配信されましたので、そちらも遊ばねば!!

きっと楽しめるであろうことを
お星さまに願いをかけて




note界のいちばん星⭐︎になりたい

コケでした〜。

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