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県庁おもてなし課

 今さらながら買ってみた。映画化もされた、高知県が舞台の物語である、「県庁おもてなし課」。

 作者は有川浩(ありかわひろ)。高知県出身の女性作家である。代表作は「図書館戦争シリーズ」。

 小説を一切読まなかった私が、小説を読みたい気持ちになった。これは進歩である。ようやくフィクションの面白さが分かって来たのかな?

 この県庁おもてなし課、映画ではチラッと見たことがある。フィクション苦手だから、映画も苦手なんだよね。まぁ、地元が舞台だから、知ってる場所が映ると「あそこ知っちゅう!」とか、そんな見方ばかりしてた。

 ちなみに登場人物の名前が、みんな高知特有の苗字なのがミソ。同級生には必ず1人はいる高知ではありふれた苗字だけど、県外ではまず見ない。

 今なら大アウトドアブームで、高知も見直されて来たから、ある意味小説の内容は正しかったかも。20年前の映画だからね。そうそう、もう高知県庁におもてなし課は存在しません。

 関係ないけど、かつて県庁に「県鳥君」というニワトリが住み着いていた。近くの高知大神宮から逃げ出して来たらしい。奥さんまで連れて、子どもまで作ったタフなニワトリ。今でもいるのかね?みんなスルーして通るのも高知ならではかな。他県なら苦情が来そう。

 高知県人は性格がマイペースでのどかなんだろうね。高知に人がいなくなっても「大したことないわえ」で済ましそう(汗)。観光立県を掲げて、何とか外貨を獲得しようよ、高知。

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