ダイエット体験記。失敗を乗り越えて筋トレにハマるまで
タイトルからも分かる通り、私は今筋トレにハマっています。筋トレと言ってもジムで行うような本格的なものではなく、あくまで自宅でのトレーニングです。
食べることが大好きだった私がこのようになった経緯を、失敗談も交えながら書いていきます。長いです。
1. 昔の私について
私は今大学3年生で、筋トレ(ダイエット)を始めたのは大学1年生の終わり頃。それ以前の私はというと、
・3食モリモリ食べる
・ちゃんとおやつも食べる(アイスとかパン)
・運動は体育の授業と登下校の歩きのみ
・球技とかを遊び程度でするのは好きだけど疲れるまではしたくない
という、おデブロードのど真ん中を歩いていました。
今考えると、そりゃ太るよなぁという生活。
でも、一応自分の体型にコンプレックスはあったんです。特に脚。しかし、痩せたいなぁという思いに反比例して増える食事の量。
罪悪感より幸福感が勝っていましたね。
2.後にきっかけとなるある会話
そんな私でも、大学に入ってすぐの頃、彼氏ができたんです。
相手は、思ったことをハッキリ言うタイプの人間。しかも、人の容姿に厳しい。さらに、脚フェチ。
マジでなんでこの人を好きになったのか分からない。昔の自分見る目なさすぎると思う。……はい、愚痴はこの辺にしましょう(笑)
私は脚の太さに自信がないことを彼氏に伝えていました。普段はダボっとした服を着ているので、脚の太さはバレていませんでしたが。
しかし、一緒に帰っていた時、とある一言を言われたんです。
「脚痩せたら、ミニスカート履いてね」
今考えると、「は?キッショ」と思ってしまいます。
が、当時の私は、
「や、やばい…痩せないと嫌われる…」
という謎思考に至ってました。
彼氏はさらに追い討ちをかけてきます。
「二の腕、ムチムチじゃーん(笑)いつ痩せるの〜」
我、爆死。
当時は苛立ちよりもショックが強かったです。
痩せなきゃという思いが少し強くなる。でも何をすればいいのかわからない。
モヤモヤとしているうちに、別のことが原因でこの彼氏とは別れることになります。
が、この時の会話が、後に私の筋トレ魂の着火剤となります。
3.そして訪れたコロナ禍
コロナウイルスという言葉が世界的に知られるようになった2020年の初め。みんなが外出自粛をし始めます。
私もずっと家にいました。ダラダラとインスタやYouTubeを眺める日々。あ〜、インスタ、可愛い子で溢れてる。みんな細いなぁ…。YouTuberの人達のコーディネート動画見ても、みんな細い…。
ふと、鏡を見てみる。
あ、あれ、私ってこんなにボテッとしてたっけ…?
そこで気付きます。これはさすがにヤバいと。
今までは、友達と遊んで美味しいもの食べて〜と、外部への意識が強かった。しかし、コロナ禍で自粛をするようになって、その意識が全て自分自身へと向いた。
さらに、元彼の言葉がフラッシュバックしてきます。復讐心に火がつきました。クソ〜!最高のスタイルになって見返してやらぁ!!!!
よし、ダイエット、始めよう。
でも、何からすればいいんだ…?
4.ダイエット開始、そして失敗
まずは運動と食事の見直しをしよう、ということで私が始めたのは、「2週間で10kg痩せるダンス」と「糖質制限」。
2週間で10kg痩せるダンスは、あまり効果ありませんでした。しかし、これの関連動画から見つけた「のがちゃんねる」というYouTubeチャンネルによって、筋トレの楽しさを知ることになります。
のがちゃんねるは、筋トレなどのダイエット動画がメインのYouTubeチャンネルです。なんといっても、主であるのがちゃんが可愛い。
このチャンネルで行われていたライブ配信に参加して、あまりのキツさに死にかけました。しかし、運動をして汗を流す楽しさを知ったのです。チャット欄で他の人が頑張っているのを感じられるのも、刺激になりました。
これをきっかけに、いろいろな筋トレ動画をやり始めます。
問題だったのは、糖質制限の方。
栄養管理に関する知識が全くない私は、流行りの情報を鵜呑みにし、糖質を急激に減らしました。そして、チーズやマヨネーズやナッツはいいんだ!と知り、脂質への意識は全くありませんでした。
これらを続けて3ヶ月ほど経った頃、少し体がスッキリして見えました。ゆっくりではあるけれど効果が出ている!と感じ、なんとかモチベを維持。ちなみに、ダイエット中は全く体重を測っていません。見た目重視。
半年ほど経つと、"自分自身では"明らかに痩せたのが分かりました。めちゃくちゃ嬉しかったです。でも、それにより糖質に対する抵抗感はMAXに。糖質を摂らなければ良い。そんな思考回路でした。
でも、この頃からあることに気付きます。
筋トレしてるのに腹筋全然割れないなぁ。あと、太ももと二の腕もなんかムチッとしたまま。サイズダウンはしてるけど、締まってない…。
5.失敗を乗り越えて、現在
恐らく、筋肉の成長に必要な糖質は不足し、脂質を摂り過ぎたことが原因。さらに、トータルのカロリーは足りておらず体内は省エネモード。そこからようやく、タンパク質・脂質・炭水化物のバランスに目を向けるようになります。
初めは糖質への罪悪感が拭えず、白米をちゃんと食べるのにも勇気が入りました(異常)。しかし、徐々に美味しく食べられるようになり、脂質の制限にも慣れてきました。
すると、なんということでしょう。腹筋が割れてきたではありませんか。しかも、二の腕の振袖も減ってきた。
ウワーーー!!!嬉しい!筋肉ついてる!嬉しい!!
え、筋トレすればするほどハッキリ見えてくるよ!(当たり前です)
私は食事をきちんと見直すことで、筋肉の成長を感じられ、筋トレの楽しさを再認識しました。それからというもの、毎日程よい負荷の筋トレを続けられています。
ここまで読んで、「失敗って、リバウンドとかじゃないの?」と思われたかもしれません。
たしかに私は体重の増加こそしていませんが、流行りに乗って間違ったダイエット法をし、「効果が出ている気になっていた」ことは大きな失敗だと感じています。
SNS上にはやれシンデレラ体重やらこれは食べちゃダメだとか不安を助長するものが多くあります。そのようなものはそっとミュートし、自分に合った食事のバランス、楽しいと思える運動の維持が大切です。当たり前だけど忘れがちなこと。
こんな長い自分語りを読んで下さり、ありがとうございます。あ、ちなみに、きんに君とかMELOSチャンネルの筋トレ動画おすすめですよ。良ければ是非。
では、また👋
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