『坂本龍馬(2)胎動の巻』の感想
『坂本龍馬(2)胎動の巻』/山岡 荘八
この本を読んで思ったこと。
(1)女(千賀さん)が怖すぎるということ。w
(2)どうしようもなくなった政治の世界がカオスすぎて
意味不明だわということ。w
私小説かという勢いで暴走し続ける千賀さんが、なんだか無双キャラ
すぎて面白かったんだが。 まさか、世の女性って腹の中全部こんな
感じなのか?、なのかも、なのなのか???と、いやもしそうである
なら男はもう女に勝てないだろと、脳内でいろいろモメました。
『千賀さんに勝てない件について』とか、『女はやっぱり化け物だわ』
とか、『なんだこの毒殺上等みたいなキャラは。 サイコパスか』とか、
モメるモメる。 一周回って面白くなったのだった。
あと(2)。 政治(幕府側)がカオスすぎ。
上はメリケン国、下は幕末の志士連合に押され、グッチャグチャの
クッチャクチャになるのは分かるけれど、その答えが「よーし、どうし
ようもないから志士連合を粛清しよう(殺そう)!」みたいになっちゃう
のはなんでなのか…?(意味分らんしで。 誰得…?)
現代の諸外国における不条理な事象も、それと似たり寄ったりなわけで、
日本も同じ道をたどってきたのかなと思ったり。
「政治家(中間管理職)は政治家で大変なのだな…」ということだけは
よく分かった。 あと、登場人物多すぎ。 BKMT88かと。
覚えられんわと。 荘八、よく作ったなと。
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