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『糖尿病の治し方』5-5 手の平アトピー(1)

手かせが外れてから間もなく、手足の指先全ての皮が一枚、
ヘビが脱皮するようにしてめくれ始めた。(厚い表皮がベリッと)
 
見た目的にヒドイので、一応昼頃、O合先生に会った時伝えた。
原因はよく分からない。 多分、↓
(1)入院前、食べまくっていたアレルギーのかんきつ類のせいか、
(2)入院後、しばらく続いた水不足のせいで、体の水分が外側から
 内側へ回収されたせいか、
(3)その両方。のどれかだとは思うが。(私は(2)だと思う。
 あるいは(3)かも…)
 
O合先生は私の話を聞いた後、
「確かにヒドイですね…。 皮膚科はこの病院にありますし、
皮膚科の先生に診てもらいましょうか?」とススメられた。
が、「あ、いや、私のコレは、見た目はヒドく見えますけれど、
大丈夫なんで別にいいです」と私はことわった。
「そうなんですか…?」と心配そうなO合先生。
「皮膚科の先生に診てもらえれば、保湿剤とか塗ってもらえますよ?」
(何で行かないの? 皮膚荒れてるのに…)という感じの言。
 
私は、仕方ないので長ーーーーい手の平アトピーについての話を
O合先生に(ちょっとはしょって)話すことにした。(私の話、長い
ねん…)
 
「うーーーん…。 以前、十数年も昔のことなんですけれど、手の平の
指先に小さな水泡がポツポツできて、手が荒れたことがあったんですよ
ー…」「はい」「で、手荒れが治らないから、とある病院だったか
クリニックだったかに行ったんですね、治してもらおうと」「ええ」
「んで、その時に長々と待たされた後、ようやく話を聞いてもらえると
思ったら、十数分で「アレルギーですね」と診断され、ステロイド
軟膏を塗るように指示されて、帰された記憶があるんですね…」「ほう…」
 
「で、そのステロイド軟膏を塗ったら手荒れが治るかな?と思って、
いわれた通り、手の平の指先に塗ったら血がにじんだんですね」「……」
「ステ藥を塗っても悪化するだけだったから、その藥は捨てて、私は
病院に頼らずにこのよく分からない、『日常生きていたら、手の平の
指先が荒れてしまい、何も触れなくなってヘコむ状態』(荒れる原因も
対策も当時は不明でした)に、一人で対応するハメにおちいったんですね…」「はぁ…」「私はその状態を、『一人エネミーゼロの世界』とかっていってたんですけれども」「……」
 
ーーー(続きます…)ーーー

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