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言葉の花束ーアキの詩集No.46


1.「ウグイスの鳴き声」


春一番の
ウグイスの鳴き声が
聞こえた

声は聞こえても
居どころが掴めず

辺りをきょろきょろ
見渡してばかりいる私

他の鳥と交ざって
鳴いているようだ

どの鳥か
鳥らしきシルエットも見えず

でも確かに
聞こえる
伸びやかな鳴き声

声高らかに
春を謳歌しているようだ

仕方なく
鳴いている様子を
思い浮かべる

見えなくて
悔しい

けれど
声に合わせて
様子をイメージするのも

また
一興だ



2.「出来ない前提よりも出来ると信じて!」


誰だって
出来ることと
出来ないことがある

ただ
出来るはずなのに

「出来ない」と思い込んで
出来ない前提で
行動してしまうと

そのネガティブな想いは
ネガティブな出来事しか呼ばないから

結局
思った通りに
出来ない結果に終わってしまう

今まで
そうやって
残念な結果にしてしまったことは
どれだけあるだろうか?

自分の
出来ないという思い込み

周りからの
「あなたはどうせ
出来ない人だ」という
勝手なレッテル

そういった
余計な観念が足を引っ張って

本来なら出来るはずのことが
出来なくなってしまうのは
凄く勿体ない

自分の長所は何だろう?
私は
何が出来るだろう?

自分の中の可能性を信じて
出来ることを見つけて
どんどん人生を
開拓していこうよ

そうすれば
自分の人生が
明るく楽しいものになるはずだから



3.「心のアンテナ」


良いことが起きているか
悪いことが起きているか

実は
自分が
どの方向にアンテナを向けて
情報をキャッチしようとしているかによって
決めているかも知れない

そのアンテナは
どの情報に向けられているか?

周りの人の喜びや賞賛などの
ポジティブな情報か?

それとも
周りの人の怒りや悲しみ
罵詈雑言
批判などの
ネガティブな情報か?

その情報によって
心が幸福を感じるか
不幸を感じるか

自分の心が
どちらに傾くかは

その情報のせいで
そうなるというよりは

自分が
どの類いの情報を求めて
アンテナを向けているかによると
私は思う

自分が今
その気持ちになっているのは

自分が
どのような現実を期待しているか

つまり
心のありようが
そうさせているのだと思う

だから
どのような状況下であっても

ポジティブに物事を捉えようと
アンテナを向けていけば

ポジティブな現実と未来を
築いていけるかも知れない

もちろん
全く心配しない
物事を憂うことのない生き方は
誰だって出来ないだろう

それでも
自分はどの方向に
現実を持って生きたいかを明確にして

それを実現させるために
良いも悪いもバランス良く
必要な情報をキャッチしていけば

自然と
自分の望む方向に
進んでいけると思うんだ



4.「どこにいても私は私」


たとえそこが
地獄のような
場所であっても

咲ける花で
ありたいし

輝ける
灯火でありたい

決して
生きる希望を
失わず

どこにいても
私は変わらずに

かといって
意固地に我を通すのではなく

私らしく
誇りを持って
生きていきたい

ただ嘆くのではなく

ひたすら
物事の意味を追究し
答えを出し続け

自分の
大切にしたいもののために
寄与していきたい



5.「幸せに生きるための選択」


侮蔑よりも
尊敬を

不安よりも
安心を

疑念や不信よりも
信頼を

批判や差別よりも
理解と受容
そして共感を

争いよりも
平和を

痛み傷つくよりも
癒しと喜びを

選んで
いきたい

私は
不幸よりも
幸せを望むから

幸せを望むからこそ
心のあり方や生き方を
自分で選んでいきたい

その選択は
幸せに向かうものか?

きちんと
見極めて

幸せな人生を
築いていきたい

そして
周りの人々も巻き込んで
幸せに生きたい

色んなことに
幸せを感じて
生きていきたい

全ての選択権は
自分にある

だから
幸せに向かって
生きていけるはず



6.「桜の魅力(エッセイ風)」


公園の桜並木の
枝を見れば
まだ蕾であるのに

多くの人が
公園を訪れている

駐車場も
ほぼ満車だ

それだけ
日本人にとって
桜は格別なのだろうか

花見には
まだ早いだろうに

蕾のうちから
桜を求めて
人が押し寄せる

桜の魅力たるもの
恐るべし

満開だけが
見所ではなく

蕾も
咲き始めも
葉桜も

どの段階であっても
桜は人の心を惹き付ける

ちなみに私は
満開よりも
葉桜の方が好きだ

あなたは
どの段階の桜が
お好きですか?



7.「あの時の挫折」


もし
あの時
挫折していなければ

今の人生は
なかった

就労移行支援を利用して
障害者雇用で
働いていなければ

ここまで深く
当事者のことや
支援について
考えることもなかっただろうし

パートで
ある程度余裕を持って
生活しているから

詩作やSNSで記事を書いて
自分の人生や価値観を見直したり
支援について見解を深めることが
出来ている

あの時の挫折が
基盤となって
今の私を作り

わりと
面白くて
胸ときめく人生を
歩めている

どんな躓きも
傷や痛みも

今に活かせている自分が
誇らしく感じる

だから
あの時の挫折に
感謝したいくらいだ

また
挫折したとしても

今度は
何が起きるか?

びくびくするよりも
わくわくして

どんでん返しを
していけたら良いな

みんな
自分の人生を楽しくする
糧にしていきたい

そういう
前向きな気持ちを
持てるようになった自分は

本当に
強くなったんだね



8.最後に


今回の詩集は

いかがでしたでしょうか?


解説は特にございません!


読者の皆様の捉え方や感じ方に

お任せします。


最後までお読み下さり

ありがとうございます(^^)/


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