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言葉の花束-アキの詩集No.52


1.「風の強い日」

風が強い

ゴーゴー
ガタガタ
ピューピュー

ちょっと
気持ちが落ち着かない

でも
この風は
どこから来て
どこに向かうのか?

風の通り道を
音を聞いて
イメージするのも
面白い

ガタガタ
サーッ

雨戸や
草木が
揺れる

風は
あっちに行ったり
こっちに行ったり

なんて
自由なんだろう

私も
こうでありたい

ようく耳を澄ませば
蛙や虫たちが
風の音にハモって
歌っている

たんに
騒がしいだけの
音じゃない

風の強い日ならではの
協奏曲は

なんて
心地よいんだろう

心の
ノイズが
次第に打ち消されていく

風の強い日も
たまにはあっていいかもしれない



2.「仕事帰りの楽しみ」

仕事帰りに
コンビニに寄り

疲れた自分に
美味しいものの
ご褒美をあげるのが
楽しみ

そうやって
お腹と心を満たすから
明日も頑張れるのだ

という
口実のもと

今日は
キャラメルアイスと
新発売の
カレーパンを買って

うきうき気分で
帰宅した

口溶けまろやかな
アイスクリームで
蒸し暑い気分を
クールにした後

新発売の
カレーパンに舌鼓

お?
これは!

辛すぎず
甘すぎない
程よい味わい

油ぎっていない
あっさりした食感

これは
いくらでもいける!

あれ?
もう
終わり?

あぁ
食べ終わっちゃった

もっと
食べたいよ!

私の食欲に
火がついた

私はすっかり
カレーパンの虜になって

今度も
買い続けようと
決心

そして
ふと
顔を触れば
あちこちに
にきびが

あぁ
これは
食べ過ぎにきびか?

いや
これは
幸せにきびだ!

待ってなよ
カレーパン!

必ずまた
買いに行くからね!



3.「自分を愛と幸せで満たす」

思考や
心などの
あらゆるざわめきを消して

目を閉じて
耳を澄ましてみて

遠くから響く
車の走る音や

風に吹かれて
すれていく草木の音も聞こえるし

自分の心のアルバムに
綴じておいた
思い出の数々が
走馬灯のように見えてくる

好きな歌が
イントロされてくる

どうしよう?
とか
自分の不安の声も聞こえたり

何となく
悲しくなったり
とか

自分の心の状態が
リアルに分かったり

そういった
潜在意識も
捉えることが出来てくる

いったん
心のノイズを消してみると

普段
見えないものが
見えたり
聞こえないものが
聞こえてくる

私の
心の状態は大分
ネガティブに傾いているようだから

自分の体に
手を当てて
温もりを伝えたいな

そして
「大丈夫」
「心配ないよ」と
言葉をかけていきたい

色んな音やもの
心温まる記憶や
大好きな音楽

色んなものが
私を支えてくれる

そこに
安心出来る温かさと
自分から自分への
愛情溢れるメッセージを届けることで

私は自分を
愛と幸せで満たしていきたいんだ



4.「感情との折り合い」

何かに対し

怒りとか
悲しみとかを
抱くことが

悪いわけではない

人として
生まれたのだから

何かを感じるのは
人として生きる
定めなのだ

大事なのは

感じたことの
意味を知り

どう
対処していくか

ネガティブな感情が
出たとしても

無理矢理
蓋をするのは
心の健康に良くない

感じたものは
あなたを守る
大事なサインだ

それを受け止めて
何をして欲しいかを知り
必要な対処をすること

悔しいという想いも
寂しいという想いも
みんな抱きしめて

愛で
浄化して

愛で
自分を満たしてあげれば

ネガティブな感情は
自然に出なくなっていく

人との
折り合いも大事だし

自分の感情との
折り合いも

生きるのに
大事な作業なのだ


5.「心の整理」

辛いときや
悲しいときほど
無理して
楽しもうとしていないか?

それで
一時は気分が晴れても
再び同じ気持ちになるならば

無理して
ポジティブにならなくても良い

そもそも
ポジティブで
ネガティブをごまかそうとしても

気持ちは整理できないから
ネガティブに蓋をして
抑圧しているだけであって

それを繰り返せば
どんどん
心の中に
ネガティブが溜まっていくよ

だからね
心の元気を取り戻したいならば

心の中の
ネガティブを一つ一つ
整理した方が
良いんだよ

心の中に
隙間なくネガティブが詰まっていたら
ポジティブをいくら押し込めようとしても
入らないでしょう?

ネガティブな想いは
あなたの心の大事な
サインだよ

それを受け止めて
きちんと解消してあげて

弱音を吐いたって良い

常に
元気でなくたって良い

弱みのあるあなたも
十分素敵だから



6.「泣いて良い」

突然
流れる涙は

心のダムの
決壊を意味している

今の私は
楽しんだり喜んだりすることよりも

たまりにたまった
ネガティブを押し流し
心を浄化することを求めている

どうしようもなく
辛くて悲しいときは

泣きたいという衝動に
従った方が良い

泣きたいときに
泣かないと

笑いたいときに
笑えなくなる

いつか
笑えるその日のために

今は存分に
泣いて良い



7.最後に(詩の解説)

6.の詩について

うつがヤバいです。

突然、涙が出るとか
医者行くレベルです。

GW中は外来はやっていないので
GW過ぎたら医者行きます。


最後までお読み下さり

ありがとうございます。


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