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言葉の花束ーアキの詩集No.10

1.「幸も不幸も気持ちの持ちよう」

最近の私
不幸の数ばかり数えていないか?

上手くいかないことや
自分の中にない才能やスキルを
嘆いてばかりいないか?

ちょっと思考をストップしてみようよ

そして視点を変えようよ

じゃあ
幸せは全くないのかしら?

よく考えてみて
あるでしょ?

最近、退職して
今ニートだけれど

前々職の施設の清掃パート
面接受けて
ほぼ採用確定でしょ?

仕事が得られる
収入も入ってくる

例え少なくても
全くないよりはいいでしょ?

自分に医療職は向かないと分かって
大分ショックを受けているけれど
仕事は医療職だけではないでしょ?

清掃のパートでは
わりと上手くいっていた

私を必要としてくれるところはある
自分が自分らしくあり続け
自分の実力を発揮できるところは必ずあるから

大丈夫

そう思って
前に進んでごらんよ

気の持ちようによって
不幸にもなるし
幸福にもなる

ならば
後者になれるよう

視点や考え方を
変えてみようよ!


2.「差別心の克服」

今日は暖かく
よく晴れた日だったので

気晴らしに
自転車をこいで

何となく風を切り
田園や畑、花々や蝶など
道行く風景を眺め
サイクリングを楽しんでいた

その最中
とある集団を見つけた

中年から高齢の男女
彼らを引き連れる
エプロン姿の男性

おそらくは
知的障害者の施設の人達

私は一瞬
その通りを行くのを躊躇った

そこで気付いてしまった
自分の心理

なぜ私は躊躇ったのか?

彼らを見て
「関わりたくない」という衝動
つまり
「差別」が生じた

差別は
対象者に対し
自分とは違う何かを感じ
本能的に排除しようとする衝動だ

ある意味では自然現象かもしれない

しかし
私は今まで医療と福祉について学び
接してきたはずだ

それでも
その衝動が生じたということは

それだけ私自身が
他者を受け入れられない
認められない人間だと言うことを明示している

正直
そんな自分が情けない
ガッカリしている

これで支援者を目指していたなんて
よく言えたものだ

しかし
その衝動を克服する手段だって
あるはずだ

相手をよく知らないから
差別は生まれる

ならば
相手をよく理解出来るほど
何度でも関わって
知っていけば良いのではないか?

色んな人々と関わり
理解を深めていければ

いつの間にか
躊躇うことなく
あの時差別していた人と
言葉を交わし
その手を握れるかもしれない


3.「絶対的な当たり前はないよ」

テキパキ動くこと
臨機応変に
要領よくこなすことが
当たり前になって

それが出来ない人を見ると
無性にイライラする人

私もそうです

いったん落ち着いて下さい

頭のてっぺんにある
ツボを押すと
自律神経が整って
頭がリラックスしますよ

まず
テキパキ動く
要領よく動くことは
本当に当たり前ですか?

あなたにとっての
当たり前は
他の人にも当てはまりますか?

自分の理想や規範を
押し付けていませんか?

それは絶対的では
ありませんよ

相手はあなたより
モチベーションら
センス、スキルが
ないとしても

あなたが批判することで
相手は変わりますか?

ほとんどの場合
NOですよね

出来てないところは
もちろん指摘すべきです

ただ
それと同じくらい
してくれていることや
出来ていることを
労い感謝して
褒めてあげて下さい

魔法の言葉
「ありがとう」を
惜しみ無く伝えてみて下さい

そうすれば
相手が変わるかもしれません

もともとのスキルが低ければ
仕事の質を求めるのは
止めましょう

相手を変わらないなら
意味はない?

いいえ

あなたの心が
豊かになります

あなたの思う当たり前を
取り外せれば
許せない人が減っていきます

こういう人がいる
この人はこれが苦手だけど
こんなことが出来る

淡々と観察すればいいのです

そして
少しずつでいいから
受け入れましょう

最後に言いますが

あなたの当たり前は
絶対的ではありません

それを押し付ければ
相手も自分も苦しくなります

そうならないためにも

些細なことでいいので
労いや感謝の言葉を
かけましょう

相手が変わるのを待つのではなく
自分の心のあり方を
工夫してみましょう


4.「チームプレーが今の課題」

前々職の清掃のパートに復帰し
初めての公休

引きずる疲労感と頭痛

張り切りすぎた
久々の清掃

私がいなかった分
施設をクリーンにしたいと
意気込みすぎた

仕事中は気にならなかった
疲労感と頭痛が
仕事終わりにジワジワきて

頑張りすぎたことを
心底後悔

自分がそこまで頑張る必要が
本当にあったのか?

結局は
自己満足で自滅したのだと
深く反省

昔からの癖で
「個人プレー」は大の得意

一人で頑張ることに関しては
優秀なのだろうけれど

施設全体の清掃は
「チームプレー」だから
一人だけではなし得ない仕事だ

自分のやり切れないところは
他の人に任せなければならない

私の課題はそこ

自分の出来ることは何か
やり切れない部分は何かをはっきりさせて

やれないところは
チームのメンバーにお願いすること

今まで一人で頑張ってきた
その分野においてはいつも満点

今度は
チームで協力し合い
みんなで頑張るということが課題

その課題をクリアするには
相手を信頼すること
自分も信頼される人間になること

だからこそ
仕事は責任持って
きちんとこなす

コミュニケーションにおいても
思いやりや共感を持って
接する

働くって大変で難しい

その分
色んな学びがある

今回学んだのは
チームプレーの大切さ

自分が自分がになりすぎず
自分が出来ることを
コツコツこなすこと

それを意識して
自分を犠牲にしない
自分を大切にする方法を
身につけていきたい


5.「余裕を捨てたくない」

仕事とか
やらなきゃならないことに
集中しすぎると

色んな余裕が
なくなるよね

深くゆっくりと
呼吸する余裕

空をぼんやり眺めて
雲の旅路を見守る余裕

雨風の音に耳すまし
心を洗う余裕

昔仲良かった友達へ
ラインとかでやり取りする余裕

スマホをいじらず
何もせずに目を閉じて
ゆっくり心身を休める余裕

何となく
頭に浮かんだ曲を
口ずさむ余裕

心が
やらなきゃいけないことで
かっちんこっちんに
凝り固まると

その作業にしか
心が作用しなくなる

心の動きが
だんだんと鈍くなってくる

心が辛くなっていることにも
気付かなくなってくる

心身から出ているサインが出ているのに
対処をせずに放置すると

いつしか
サインすら出なくなって
さらに心身を痛めつける行為が
エスカレートしていく

その負のスパイラルに
気付いていても
なかなか対処出来ない

自分を変えることが
怖いのかな?

真面目に取り組むことが
正しいはずなのに
どうしてこんなに苦しいのか?

きちんと仕事が出来ていない
あの人のようになってはいけない

仕事はさぼってはいけない

いけないことをしないようにしている

それが正解のはずなのに
こんなにも自分を苦しめている

心がおかしくなっている

ならば
自分が正解と思っていたものを捨てるしかない

人生を楽しむ余裕

頑張りたいものに力を注いで
心の働きを豊かにする余裕

それを捨てては
生きている意味が無い


6.「不要な怒りを手放す」

今日、思ったことは
「不要な怒りを手放す」ということ

誰かが悪いことをしたとして
注意が必要だとしたら

なおさら
心をクリアにする必要がある

なぜなら
怒りが優位な状態で
冷静に対処するのは難しいから


その怒りは
一体誰を幸せにするの?

怒りで汚れたあなたの心は
本当に幸せな状態ですか?

怒りを帯びた言葉は
相手を傷つけるし
自分の心も傷つける

怒りを手放して
本当に必要な言葉を探して
選んで相手に言ってあげて

ほら
怒りを手放せば
文句なんて必要ないでしょ?

正しさを追求するよりも
自分のこころの健康が大事だよ


7.「陰口を叩く人達へ物申したい」

暇さえあれば

あの人はダメだ
使えない
とか

誰かの文句を言って
談笑している人達がいる

私は思う

あなた達は
どれだけその
馬鹿にする相手よりも
優れているの?

本当に
能力的に優れているとしても

文句を言って罵る
あなた達の心が
優れているようには思えないよ

自分は出来るから
馬鹿にする権利があるとか思っているならば

それは
あなたの傲りです

誰かを馬鹿にして
文句を言い合う暇があったら
せっせと働いて下さい

あなたが見下す相手の
出来ることを見つけて
育てて下さい

本当に出来る人は
人を優劣つけることで喜びません

あなたのその醜い心から出た言葉で
見下された相手は
どんなに傷つくでしょう

あなたに
人を馬鹿にする資格はありません

すぐに
止めて下さい

本人に直接聞かれていなくても
側で聞いている私が
とても不愉快です


8.「心身のコンディション調整」

冷静に対処
判断するには

心身両面の
コンディションを整えることが
重要

心身の健康がなっていないと
何も良いことが浮かばないし
体も思うように動かない

効率よく作業したい
頭と心をフルに動かしたいなら

まずは
心身が必要としていることを
してあげること

それは
安眠や
一息つく余裕などの
休息だったり

温かな言葉
笑顔のやり取りや

些細な事への喜びや
楽しみ

人に感謝すること
尊敬することだったり

自分の心身が
今、どういう状態か

どのような偏りがあって
何を減らして
何を充足させるか

休息の時間が足りず
過労がたたって
心身に不調が出ているならば

作業時間を減らして
休息時間を増やすなど

心身の偏りによる
不調のサインに気付いて
必要な処置をする

苦行を与え続けて
得られる物はない

それは
お釈迦様も知っていること

生きるのに
食べること
寝ること
色んな作業が必要で

だからこそ
食べたい
寝たいという
欲求が出てくる

それを抑圧して
一体何の得がある?

必要なものは
必要な分だけ得る

欲求を上手くコントロールすれば
健康を害することはない

心身の健康を保つことで
自分は自分らしく生きることが出来

自分という素材を
最大限発揮することが出来る


9.「心の掃除」

怒りとか
迷いとか

生きていれば
発生するのは
仕方が無い

だからといって
そのまま放置し
自分の心の中で溜めておけば

自分の心が
汚れてしまう

だからこそ
発生したら
速やかに流して
捨てましょう

心の掃除は
こまめに行いましょう

そうすれば
良い意味で自分らしくいられるし
自分を見失うこともない

また
心に余計な荷物がなくなれば

他者を受け入れる心
許す心
感謝する心

そういう大事な心を
自然に持てる
余裕が出来る

無理していい人を
演じることはない

心の掃除を行って
心をクリアにしていれば
自然に身につくはずだから

あなたは
あなたであればいい

ただ
歩みを続けて

自ら歩き
成長する事が出来れば
行くべき道が見つかるはず


10.最後に(詩の解説)

1.2.の詩は

前職の作業療法士を辞めて一時期ニートになっていた頃に書いた詩です。


3.以降は前々職の老健清掃のパートに復帰してから書いた詩です。


6.の詩は、職場の同僚に対し抱いた怒りについて思ったことを綴りました。


7.の詩は

私が働く老健施設の
介護職員、特に女性は
仕事終わりの「陰口」がヤバくて

「あの人は出来ない」とか
陰口のオンパレードで
聞いているこちらが不愉快に思ったことを綴りました。

(入居者さんを陰で呼び捨てにして、「○○、早く退所しないかな~?」なんて言っている時点でアウトですよね)

思うように働いてくれない人に対して怒りが湧くのは分からなくもありませんが、だからといって
陰で文句を言ったり馬鹿にする権利があるのでしょうか?

という、私の思ったことを綴った詩です。


8.9.も清掃の仕事を通して思ったことを綴りました。

(8.9.の詩は特にお気に入りです♪)


お読み下さり

ありがとうございます!


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