見出し画像

アキのエッセイNo.133ー精神障害者である私が精神保健福祉士を目指すことについてのつぶやき

こんにちは、アキです。

つぶやきに書こうと思った内容が

思いのほか長かったので

こちらで書かせていただきます。


昨日

精神保健福祉士の通信スクーリング

行って参りました。


そこで

授業の一環で

受講生の方々の体験だったり

思っていることを話す機会があったのですが


やはり

現場で働いている方々だからこそ

見えることや

悩むこと

考えることがあるみたいで


Noteで「こうしたい!」という

理想を綴る私ではありますが


現場で働く方々には

やはり

到底及ばない

痛感いたしました。


医療や福祉の現場で働いていて

精神保健福祉士を目指している方がほとんど

というより

私以外みんなそうで


作業療法士の資格はあっても

医療、福祉の現場で働いていた経験がほとんどなく(勉強はしましたが)


なおかつ

現在、障害者雇用で働いている当事者で

資格取得を目指している人は

私しかいませんでしたね。


でも

自分は精神障害当事者であり

OTを辞めて

就労移行支援に通所し

障害者雇用で現在働いていて

OTの知識を活かしながら

当事者目線で考えられる

精神保健福祉士を目指しているという経緯について

公の場で

勇気を持って話したところ


講師の先生も

受講生の皆さんも

偏見の目を向けることなく

温かな拍手を送ってくれたのですよね。


話す前に私

話すのを少し躊躇っていたのです。


正直

自分が当事者であることを

公にすることが怖くて


OTを目指して

大学に通い

病院の実習先に

障害を公表したら

差別、偏見、虐めを受けた経験があり

(医療・福祉の現場で

その専門家であるスタッフの方々からです)


OTに復帰するのに

転職活動をし

書類審査で

「障害」と「合理的配慮」について記載した際も

2カ所落とされましたし(2カ所で済みましたが)


そういう

トラウマ的な経験があったためか

心のどこかで

障害を抱える自分は

おそらく世間に受け入れられない。

そんな自分を

私自身も受け入れたくない。

そういう風に思っていたところがあると思います。


でも

話したら

そうでもなかったんです。


障害者である前に

私は私という人間であり


支援者を目指す

一人の人間だということ。


そこに

障害の有無は関係ない

その場にいる皆様が

教えてくれたように感じます。


「当事者目線で考えられる

支援者になりたい」


私は

当事者でもありますから

支援者になった際に

その体験は

素敵なギフトになると思います。


当事者目線で

リアルに考えられる支援者。


加えて

OTの知識も活かして

関わることが出来れば


大いに

当事者さんやご家族さんの役に立てると思うのです。


今までの経験は無駄にはならない。


今まで

欠点や弱みだと思っていた

当事者としての自分の経験を

長所や強みに変えていける


そういう支援者に

なりたいと思います。


最後までお読み下さり

ありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?