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本を作って売り出して三ヶ月

「もし、ひとり出版社として本を売って生活するってなると、この値段の本を一年にこれだけ売らないといけないのか」

noteのおすすめに、1年間で数百冊本を売った人の記事が出てきた。凄く興味を持って読み込む中、ふと、どれくらいの値段の本をどれだけ売ったら食べていけるんだろう? という疑問にぶち当たりザッと計算した。

それは、大型出版社からすれば企画が通らずお蔵入りになりそうで、個人からすれば「どうやって売るのさ?」と頭を抱えそうな数字だった。

仮にこれを一生の仕事にするとなると、たくさんの人が私の本をこんなにも買い続けてくれるのか? とか、まぁ出来るかも分からない事を無い頭で考え出したらキリがない。首が痛くなるまで上を見るのは止めよう、今の私にしか出来ないことを地道にすればいいんだとすぐに目線を「今」に戻した。

いつもはこのnoteに後ろ向きな事を書きたくないんだけど、どうやら「本を売るってどんな感じ?」とか「本屋以外でどこに本を売る場所があるの?」とかそういう疑問を持っている方がこのちょんまげネコのnoteに訪れる傾向が強いらしいので、今日はこのテーマで書いていく。

やっぱり売りたいなら即売会。

前回の即売会のディスプレイ

即売会に参加して、本が売れた時は本当に嬉しかった。自分が誰かに届けたい内容を収録していたから、特に。
即売会ではその場に来て、私の作品に興味を持って「じゃあ買ってみようか」という方が多かった。
現在、BOOTH等のネット通販で本を売りに出しているけれど売れない! といった方は絶対参加した方が良い。即売会の規模等は自分が無理ない程度で。いきなり文学フリマ東京のような大きな所は、確かに来場者数も多くて魅力的だけれど、全員が全員自分のブースで足を止めて作品を見てくれるわけじゃない。(あくまで個人の意見です)
少し小さめの方が個人的にはおすすめ。調べればあちこち出てくる。都会でも、地方でも。接客が苦手という方はオンライン即売会とか、委託販売っていう手もある。デメリットは自分から直で本の良さをお客さんに伝えられない事だけど、人見知りがものすごく激しい人とかは向いていると思う。(極度の人見知りで運営さんに参加表明するのさえ怖い、という方がいたらごめんなさい。自分のHPでネット販売頑張って!)


駆け出し作家でもこういう事が起こる委託販売

「カフェのおとも」というサークル名で小説本を作って売り始めてまだ三ヶ月。
売れた小説は9冊 (内、身内で買ってくれたのは1冊)。昨日お世話になっている委託販売が終わったばかりで、売上報告次第ではもう少し増えてるかも。これって、個人で手探り販売してる中では売れてる方? 比較できる対象がないのでなんともいえない。。。
でも、確かな手応えは感じているし、素敵な本をつくったなー!と本を開く度思うのでした。

BOOTHも一応展開中!
イベントに行けない方はこちらからどうぞ!

(今気がついたけど、BOOTHショップにフォロワーついてる!?!?!?!?ありがとうございます!!!!)

あとは最近よく見かける一棚本屋。
あれはどうなんだろう?  月にどれくらい売れてるんだろう? 調べても出てこない。未知数。
もしやってる方が居たらコメントほしいです、はい。

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