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ナンは大きければ大きいほど良い

インドや、ネパールの料理屋さんで提供される、お皿からはみ出るくらい大きなナン。確か、子供の頃は食べきれなくて持ち帰っていたような気がする。すっかり平らげてしまうくらい、何なら余裕があればおかわりするほど食欲旺盛になってしまった。ナンって、大きければ大きいほど、ちょっと嬉しくなる。



この前の記事でマイルールについて話したが、今日は他のルールについて書いてみようと思う。日めくりカレンダーがルール1なら、今回はルール2だ。


「インド料理屋さんに行く」
(♪タラララン ←某番組の効果音を添えて)

パワーをチャージしたいとき、インドや、ネパールの現地の方が営む料理屋さんに行く。このルールを始めたのはいまの土地に引っ越してからなので、半年以上は経っただろうか。

仕事で帰りが遅くなり、家で作り置きのおかずを温めることさえ面倒に感じていたとき、ふと目に入ったインド料理屋さん。奇抜な色の看板に惹かれ、足を踏み入れる。「いらっしゃいませ〜」と、ご機嫌な挨拶で迎え入れてくれてくださる店員さん。BGMはインドやネパールの陽気な音楽が流れていて、現地の言葉が飛び交う店内。まるで異国だった。今までも勿論、インド料理屋さんへ行ったことはあるが、なぜかそのときは、日常とお店の境界線を、敏感に感じ取って衝撃を受けた。それからというものの、自分の中で、食から刺激が欲しいときはインド料理屋さんに行く、と決めたのである。

おかわりナン、サイズ感かわいい。


インド料理屋さんの好きなところは、きっちりし過ぎていない、ゆるい空気が流れていることかもしれない。仕事終わりの少し遅い時間に行くことが多いのだけど、ピークの時間帯を過ぎているいうこともあって、お店の空いた席で他の業務をしたり、赤ちゃんをあやしていたり、スタッフさん同士で楽しそうに会話をしていたり。普段、働いていて息が詰まる場面って正直、たくさんある。お店の人たちを見ていると、なんとなく、空間の余白を、楽しむための時間に変えているような気がして、そんな様子を見ているとなぜか「あ〜、私も適度な余裕を持って生きよう」と、気持ちがリセットされる。

しんどいな、疲れてきたなって思ったとき、気持ちを切り替えるためのボタンになるような場所やお店があると、それだけで人間、明日も頑張ろうってなれる気がする。普段の生活に少しだけ色を添えて、ゆとりを持って過ごそう。

書いてたら食べたくなってきたので、ちょっとインド料理屋さん、行ってきます。

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