好き、というキモチ
恋愛なんて人生のいっときを彩るだけの思い込みで
過ぎ去ってしまえば、そんなこともあったっけ、と恥ずかしく思い出す程度のものだと
わかっているけれど
でもやっぱり今の、このキモチは紛れもない真実。
楽しい時間を過ごせるセフレはほかにもたくさんいたけれど、
彼らとLINEするのとは全然違う、ホットな楽しさ。
毎日、気がつけばずっと心の中であなたに話しかけて、実際にやりとりするのはたった数回のLINEだったとしても、その時間がとっても幸せで。
美しい星空を見れば、あなたと手を繋いで見たいと妄想し、おいしいものを食べればあなたと一緒に食べたいと思う。
楽しい時間は誰と共有しても楽しいけれど、それがあなただったら幸せ度が何倍も大きくて。
めちゃくちゃせっかちな私とめちゃくちゃマイペースなあなた。振り回してるのは果たしてどっちなんだろう??
振り回されて、勝手に空回りして、一喜一憂して。
それでも、既読がつくと嬉しい。返事が来ると上がっちゃう。ストーリーに足跡ついてるかチェックしてしまう。いいねくれてたら笑顔になっちゃう。
インスタの写真に
「盛り上がってますね」
と来たから直接写真送ったら
「まあまあやな〜」
「どうまあまあですか?」
「僕のまあまあは結構褒めてるかも〜」
そんなめんどくさい言い回しをする彼が好きなんて、バカだなぁと思うけど、なぜかそんな彼とのやりとりが私を幸せにする。
んー。やっぱり好き。
会いたいし話したいし触れたくて、
それらはなかなか叶わないけれど。
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