ファンとして考える、その3(BBCによる故ジャニー氏の性犯罪に関するドキュメンタリー番組を観てから現在まで)

【注意】
タイトルにもありますが、故ジャニー喜多川氏の未成年者への性犯罪に関する話をします。
気分を害される方もいるかもしれませんので、ご注意ください。

前書き

前回の投稿から時間が経ってしまいました。https://note.com/negityari178/n/n7e798c73c293

自身が体調を崩し、あらゆるニュースをできる限り遠ざけて生活していた為、情報収集が足りていない部分が大きいと思いますが、素人の記事だということでご了承ください。もし過不足誤りがあれば、ご指摘いただけますと幸いです。



まだ体調が万全ではないのですが、前回投稿からあらゆる方面で動きがあったこと、何より、推しタレントに大きな動きがあったので、言葉にして吐き出そうと思います。
久々の文章作成で、以前にも増して読みにくくなっているかと思いますが、ご了承ください。

被害者の告発と、私が触れる周囲の反応

元ジャニーズジュニア:カウアン氏の、本当に本当に勇気ある告発から、勇気ある「me too」が続き、やっと国内メディアも動き出した頃。BBC発信の情報を知らなった国内の大勢の人たちも、「ジャニーズのあれ」と話題にするようになっていました。
被害と犯罪と癒着と隠ぺいが広く知れ渡って社会がよくなることを望んでいますが、会社や街中で耳にするのは心無い言葉が圧倒的に多く、悔しくて悲しくて腹立たしく、社会人として、大人として、ファンとして苦しい場面が多々ありました。
弊社の50代上司は「死んだ人のこと悪く言うのはかわいそう。死んでるんだから掘り返さなくたっていいのに」と、世間話の一つとして、ジャニヲタを公言している事務員Aさんに話を振っていました。Aさんがどこまで情報収集しているのか分からなかったので、どう答えるのだろうかと聞いていると、曖昧に「はぁ(笑)」と返すだけ。私はいつもは上司の雑談になるべく入り込まないのですが、こういう場で少しでも発信しなくては、と思い「まぁ、亡くなっていても罪は罪ですからね」と苦笑いほほ笑み程度に言いました(弱い、悔しい・・・)。上司からも短く「あぁそうですか(笑)まあ俺は興味ないけど」と返されました。興味がないのは百も承知ですけれど、弊社、ジャニタレをイメージキャラクターに起用していたんですよ。つい最近まで。
憤りましたが、こういう上司だというのは分かっていたので、もはやうらやましくなりました。自分は関係ない、興味ない、とあらゆる問題をスルーできたら、とっても楽なんだろうな、と。素人が考えたところで、一銭にもなりませんものね。力及ばずなす術がないくせに考えてしまうのは、中途半端で、ただただしんどいな、と思った辺りから、ニュースや記事を少しずつ追えなくなりました。

ほとほと疲れてきた頃に行ったマッサージのお店でも施術中、50代エステティシャン(自称カウンセラーの資格保持)も話題を振ってきました。「そういえばジャニーズのこと今、問題になってるじゃないですかぁ。キラキラしたアイドルの人たちにも、裏があるんですねぇー」と、なぜかタレントに焦点が行った話し方をされ始めたので、嫌な予感と防衛本能で「私V6ファンなんですよね」と強めに言うと、「あ~!すてきですよねー、えーっと、誰でしっけ、今も活動してるんですかー?」と返され、私の先手は失敗に終わりました。

報道とキャスター

見ない方が健康にいいとは分かっていつつも目に入ってくるニュースや記事のコメントにも、「売名行為」「もう責任とれる人、いないじゃん」「今売れてるタレントがカミングアウトすればいいのに」「ジャニヲタ嫌いになる」と、心無い言葉の多いこと。
告発してきた人たちが、どんなに勇気が要ったか。どんな思いをどれだけの長い間抱えてきていたのか。100%正しく計り知ることはできないけど、告発の映像を見れば、読めば、まだ若い人から40代オーバーの人までみんなずっと苦しんできたんだということくらいは想像してしまう。それを売名行為だなんて、人の言葉か。
ジャニー氏は故人だけれど、被害者はまだいる。会社もある。取らなければいけない責任はたくさんある。会社だけじゃない、政府も警察も司法もメディアも、忖度という言葉では済まされない癒着の仕方をしてきたんだから、責任を取るべき人も組織もまだ存在してる。
初めてジャニタレがキャスターを務める番組でこの件がニューストピックスとして挙がった時、タレントはノーコメントだった。それはそうだ。彼は加害者じゃないし、本来は守られる側。絶対に勝手な憶測はしてはならないけど、かつての被害者の可能性だってある。自分は今、所属していて、後輩もいて、上も下も気にしなければいけない。彼が何かを語る必要はなかったと私は思っています。
だけど、ニュースとして、キャスターが無反応でいい訳はないです。腐っても報道番組なんだったら。この頃誰か有識者も言っていましたが(引用元動画を調べてみたけれど見つけられずごめんなさい・・・videonewscomで宮台真司氏が言っていたとは思うのですが・・・)、報道番組のキャスターに事務所所属のタレントを起用すべきではない、ということに尽きると思います。何が起こるか分からないタレントに報道をさせてはいけない。報道は、局の人がすべきです。その人に何か生じれば、外して他の人に報道させることができるんだから。報道は、局の人間が局の責任で、正義感を持って行ってほしい。バラエティじゃなくゴシップじゃなく、報道をしてほしい。

ファンとしての今後の自分

以下、2023年8月12日の文章。

会社はこのままきっちり責任追及されて責任取ってほしいし、そのためにファンとしては声を上げたい。会社から報酬をもらう第三者委員会って何だ(私の情報が古かったらごめんなさい、教えてください。最近のニュースも追ってみたのですが、深追いする気力はまだありませんでした・・・)。国も国連の通告スルーしてないで、真摯に取り組んでほしい。性被害を、国民を軽んじるのは止めてほしい。
BBCドキュメンタリーを観てから決心していたけれど、やっぱりまだジャニーズに課金はできない。トニセンのコンサートは観たいけれど、会社が責任を果たす何らかの形を見るまでは、会社にお金は出さない。行きたいけれど行けない、とその時には発信をしっかりしたいと思う。
いろいろなファンの在り方があるから、これをみんなにも、とは思わない。ただ、一度がっつり沼に浸ったファンとして、自分の在り方ははっきりさせておきたかったのでここに記します。

以下、2023年8月13日の「ファンとしての自分」。

推しがコンサートどころじゃない前代未聞な新しいことを発信してくれて、たぶん前々からやりたいねって言ってたから本当にやりたかったことなんだろうし、応援したいし、純粋に行きたいのだけれど、だけれど、会社が出資している限り、リターンが会社に入る。飲食はかなり大きい収益になる。
行きたい気持ちと課金しないことで意思表明したい気持ちがぐちゃぐちゃになって血を吐きそうです。

お願いですから、誠意ある対応を、早急に事務所はしてください。そうしてくれなきゃ、推しを応援できません・・・

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