根岸の地図を読む会:活動報告

勉強会の報告と資料。台東区根岸と荒川区東日暮里(旧音無川沿い)が主対象。月一回、日曜日…

根岸の地図を読む会:活動報告

勉強会の報告と資料。台東区根岸と荒川区東日暮里(旧音無川沿い)が主対象。月一回、日曜日に勉強会開催。問合先 鶯谷駅前 カフェド花家 金森さん(TEL 03-3875-0173) 公式ブログはhttps://note.com/negishichizu/n/nd115f55eadd5

最近の記事

根岸参考文献リスト

主な参考文献根岸及近傍 第1輯 (昭和56年発行) 根岸倶楽部(市川任三) 根岸及近傍 第2輯 (昭和58年発行) 根岸倶楽部(市川任三) 日暮里の民俗              荒川区教育委員会 荒川(旧三河島)の民俗         荒川区教育委員会 清水誠次 訳 根岸及近傍図 私家版(2006)平成18 新撰東京名所図会 (風俗画報 増刊)  東陽堂(1896-1909) 明治29~42 生粋の下町 東京根岸 (北正史・沢田重隆) 草思社(1987) 昭和62 東京路上

    • 根岸人物誌の記事より

      *文中のカッコは読み仮名もしくは注釈 ●は判読不能文字 巻之一 20 市川白猿四代目海老蔵の実子にして、俳名を三升または白猿といい、狂歌の号を花道のつらねという。幼名は松本孝蔵という。宝暦4戌(1754)年初舞台にして同年冬、父の元名松本幸四郎を継ぎ、明和7寅(1770)年五代目を相続して團十郎と改め三升と号す。寛政3年11月、市村座にて「金めっき源家の角つば」と題し渋谷金王昌俊に●●を務む。この時、團十郎を倅海老蔵に譲り、自ら蝦蔵と改め俳名を白猿と号す。改名の句に「毛が

      • 根岸人物誌(五十音順 鶯谷 日暮里 金杉)とは? 各巻目次

        昭和34年1月27日に東京都立日比谷図書館所蔵となった4巻ものの和綴じ本 *概要 巻之一 人物之部(五十音順) 一  (見開185ページ) 163名 巻之二 人物之部(五十音順) 二  (見開169ページ) 145名 巻之三 人物之部(順序不同) 全  (見開148ページ) 385名  延べ693名 重複除き611名 巻之四 地誌之部       全  (見開 77ページ) 59のトピック                  計 見開579ページ   *「人物之部

        • 根岸人物誌 人物之部(巻之一から三)総索引

          登場人物 616名(のべ691名)

          根岸テキストアーカイブ

          実録根岸鶯啼合せ会絵図 解説文 昭和59(1984)年 根岸小学校開校110年新校舎落成記念 玄関壁画 (文章 立正大学教授 市川任三)昭和59年11月2日 明治35年前後の鶯啼合せ会全盛絵図 八代将軍吉宗公が御鷹狩りの際、その風景が紀州の音無川によく似ているので、音無川と名付けられた。麓より農地用水として、石神井川より分流され、上野に続く台地の裾を東南流し、田端を経て末は山谷堀より隅田川に落ちる。この田端と三ノ輪の間に、江戸時代より風流閑雅をもって名を得た道灌山、日

          根岸テキストアーカイブ

          地図の会の活動報告と発表内容

          2024(令和6)年5/6 4/7  震災記念文集 東京市立小学校児童尋常2年~6年のうち下谷区根岸尋常小学校の児童の作文を読む(東京市学務課編 培風館 大正13年) 発表者:小川宗也 このところあちこちで地震が頻発していることを受けて、関東大震災を根岸小の児童の作文で振り返る。年代が上がるにつれて、生々しい自分の体験を記述するのではなく、世界の人に誇れる東京再建への誓いといった内容になってゆく。    第2学年男 尾崎太郎(大ぢしん)    第2学年女 浅井ヤスエ(九

          地図の会の活動報告と発表内容

          根岸及近傍図の文字情報解説

          注意 1.例えば「@6」とは、「根岸及近傍図」の解説文の@6で触れられていることを指す。「#6」とは、「根岸及近傍図」の文字情報の解説の#6で触れられていることを指す 2.「*」が初めに付いているものは、地図で触れられていないものをあえて注釈者が解説したものである。 右半分/番地表記外の部分 <番地外の部分上部より> #1三ノ輪町 奥東京湾に突き出た台地の先端部であり「水の鼻」が転じて「三ノ輪」になったという。昭和40年の町名変更までは現在の根岸5丁目、三ノ輪2丁目と東

          根岸及近傍図の文字情報解説

          根岸及近傍図 現代語訳注釈付き

          現代語訳にあたっての注意 1.「根岸及近傍図」内の解説で○印付で説明書をしているものを、「@数字」で順番に通し番号を振った。「図中の文字情報」も「#数字」として通し番号を振り、相互に関連する項目には該当の番号を挿入することで検索の便を図った。 2.「*」は訳者による付け足しの記述(西暦や読み仮名など客観的なもの) 3.「訳注」は訳者が一歩踏み込んで、蛇足的に付け加えた情報(主観的なもの)。 上部右~左の解説文東京根岸の里は、かつて武蔵国豊島郡(*明治11年11月2日からは

          根岸及近傍図 現代語訳注釈付き