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悔しさは書くための炎(エネルギー)になるって知ってるから

#365日後に脚本家になる大学生
#Day.8

Day.1から1週間もとびました。

ゴールデンウィークで家族との時間が長く、書くという行為になかなか繋がらず。

ゴールデンウィークが終わってからもゴールデン気分が抜けず。

noteは開かなかったけれど、紙では脚本書いてましたよ!!!(言い訳のように)

創作テレビドラマ大賞に出す(であろう)作品を書いておりました。

日々コツコツ書くという習慣づけのため、1日5ページ(原稿用紙5枚分)と決めて書き、今20ページ分。

脚本は、書き始めるまでが地獄のように身体が重くて気が乗らないのだけど、いざ書き出したら「たのしい!!!」な気分になってしまうので不思議。

そうそう、ついにシナリオセンターの通信講座に申し込んで、振り込みもしてきましたよ。

脚本を書き出したのはちょうど去年の今頃。

部屋にあった大好きなドラマのシナリオ本とインターネットの情報だけで書き始めた。

ここまででTBSで1作2次選考まで残ったというのが最高記録なわけで。

ここから本気で脚本家を目指そうと思ったら、もっと客観的な生のアドバイスが欲しいなと思い。

私は1人で書いているけれど、それはとても主観的で独りよがりで間違った道を行っていても誰も教えてくれない。どこかで諦めかねない。

コンクールに出しても、具体的なメッセージが貰えるわけでもない。いつも貰えるのは一方通行なYESかNOだけ。落ちたらそれで終わり。

今の私が、きちんとした道を行けているのか、正しい歩き方ができているのか確認し、間違っているのなら正したい、そうした上で伸びたいと思って、シナセンの講座に申し込んだ。

ゴールデンウィーク中に申し込んだから振り込みについて連絡が来たのは8日のこと。

それは私が悔しい悔しいと悶えている時のことで。

その日は朝から目黒蓮さん主演の月9ドラマ「海のはじまり」の情報で私は悔しさで溺れそうになっていた。

なぜ悔しいのか。

それは脚本が私の憧れというか勝手にライバルにしている生方美久さんだったから。

silentから約3年、3作目にして月9単独脚本。

どれだけすごい出世だろうか。

「silentチーム再集結!」との文字を見た瞬間から悔しくて、悔しくて。

彼女の活躍が眩しい。

それに比べて私は……と20になっても小学生の頃と同じ子ども部屋で毎日を消化する私の今を比べてしまい、苦しくなる。

私だって、と私が叫ぶ。

書ける。
届けられる。

でも、今私の中にどれだけ熱意や想いがあったって、コンクールだとか世で評価されていないうちはそれは存在しないものと等しい。

それが私は、とても悔しい。

だから、焦る。

早く日の目を見たい。

彼女に追いつきたい。

遅く生まれてしまったことを、彼女より10も年が下なことを呪いたくもなる。

同じ年に生まれていたら私は彼女と肩を並べていただろうか。

でも、私は2004年に生まれて、そこからアンナチュラルやらMIU404やらエルピスやらsilentやら素晴らしいドラマを、相応しい齢で目にすることができた。

生まれは多分、これがベストなのだ。

今から彼女に追いつくには、10年の時を埋めるほどに書かなければならない。

世界を広く見て、知見を深めなければならない。

負けたくないと私が言う。

負けるとか勝つとか、この脚本の世界で存在するのか? と思ってしまうが、確かに負けたくないと私は言う。

今は負けてる状態だ。

彼女だけが光を浴びて、私は地面の下。

私は対等になりたい。

同じ光を浴びたい。

土から顔を出して、彼女を追いたい。

私から今伸びている憧れの「→」を「=」にしたい。

背の高さは負けてもいいから、彼女に私というものを知って、仲間だと認識してほしい。

欲を言えばライバルにしてほしい。

一緒に伸びていける戦友に私はなりたい。

人は、悔しいと思う相手と同じ才能を持っていると何かで読んだ。

それが本当ならこんなに嬉しいことはない。

私は燃えるように悔しい。

それなら、私はどこまで伸びれるだろうか。

悔しさは書くエネルギーになる。

待っていてと言っても彼女は止まってはくれないだろうから。

私も負けじと明日も書くよ。

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