すぎやマガジン vol.3  なぜ資産形成が必要と言われるのか~社会保障編②日本のおサイフ事情~



最近、妻とご飯食べながらNetflixを見るのににハマっているのですが、

『パッドマン』という映画を見ました。


インドで廉価な生理用品を広めた男の実話。


生理用品がとても高価なインドでは、ナプキンの代わりに同じ布を何度も使う風習があり、不衛生で子供が産めなくなったり、死んでしまうリスクを家族に負わせたくないという想いから、自らナプキンを開発。

変態扱いされて村を追い出されるなど、たくさんツライ出来事にぶつかりますが諦めず、最後はインドの英雄になる話。


『なぜこれをやるのか?』

『なぜ今なのか?』

『なぜ自分がやるのか?』


想いの強さ、使命感の大切さを感じられる映画です。オススメ。


ではvol.3です。

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◾️先週末の各種レート(2020/1/18-1/26)

・ドル円レート:109.27円(前週比-0.16%)
・日経平均:23,827.18円(前週比-0.89%)
・S&P500:3,295.47 (前週比-1.03%)
・日本10年国債利回り:-0.02% (前週比-0.02%)
・米国10年国債利回り:1.68% (前週比-0.16%)



◾️1週間気になったニュース


①NISAと確定拠出年金(企業型&イデコ)の制度が変わります

法案がこのまま通れば、2024年から変わります。

加入可能な期間が延びたり、一部値動きの激しい商品が対象外になったりするなど、いくつかポイントがあるので、ご一読をオススメします。



②病気は遺伝子を変えて治す?

治療が難しいがんや、エイズ、筋ジストロフィー(全身の筋肉が徐々に弱る病気)などが、将来治る病気に変わるかもしれません。医学の進歩ってすごい。



◾️資産形成トピックス


前回は、人口の話をしました。


今回はその結果、国の財政にどのような影響を与えているのかをまとめてみます。


財政というととっつきづらいかもしれませんが、僕たち個人の『収入』と『支出』と同じです。

収入=歳入
支出=歳出

と呼ばれますが、2018年度決算では以下のようになっていました。

歳入

歳入


歳出

歳出


※参照リンク:財務省 日本の財政を考えよう


1975年(昭和50年)からの推移でみてみるとこんな感じで動いてます。


推移

※参照リンク:令和元年6月 財務省 日本の財政関係資料


赤が支出で、青が収入。

収入で足りない分を、棒グラフ部分の公債、つまり借金でまかなっている状況が続いています。


ポイントは、支出の中で特にどの項目が増えてきているか、というところです。

それは、社会保障関係費


・健康保険
・年金
・生活保護
・障がい者福祉
・児童福祉


などが該当しますが、下記のグラフのように増えてきています。


社会保障

※参照リンク:国税庁HP


ちょっと固い話が続いていますが、テレビなどで流れるむやみやたらと不安をあおるようなニュースに踊らされず、まずはしっかり数字を把握することが大切かと思い、まとめています。


次回からは、個人の収入と支出にどのような影響があるのかを、考えていきます。

貴重なお時間を使って読んで頂き、ありがとうございます!こんな情報をまとめてほしいなど、ご意見・ご要望ございましたら、アドバイス頂けるとうれしいです。よろしくお願い致します!