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「自分という壁」から学んだSNS嫉妬や比較の考え方

ここ最近、SNSで心が乱れることがありました。

気にしないようにと思っても気にしてしまう、つい考えてしまう
そこからどんどん妄想はふくらみ、起こっていないことまで考えてしまう。

そんな時に出会ったすてきな本についてご紹介します。


また、心が乱れている、揺らいでいるとき、SNSを見るとふと誰かと比べて落ち込んだり不安になっている自分がいました。
こんな生活いいなあ
みんなから愛されてていいなあ
すごいって言われてるなあ
など

恥かしいですが、以前の私はよく思っていました。

見知らぬだれかの投稿に影響される日々
○○買わなきゃ損
○○今すぐ買って
可愛い子の顔面シリーズ→そうじゃないと受け入れられない、必要とされないと思ってしまう
(あきらかな嫉妬ですねこれは笑)
みんながみんなで○○はすごい、面白い、可愛いと言っている

もううんざりしていました。笑
もちろんSNSの使い方は自由だしいろんな投稿があってよいと思います。
私は未熟すぎて、嫉妬したり、人のことなんて言えないのにこの投稿のどこがいいの?と黒い感情がでてきたりもします。(本当にお恥かしいですが)

なんだか、こうでなきゃいけない
みたいなのがある気がして、じゃあそれに当てはまっていない自分はダメなの?と考えてしまうタイプ。

でもそういう方は多い気がします。
細くなきゃいけない、
可愛くなきゃいけない、
色は白くないといけない、など
○○じゃないといけないがたくさん。
あたかもそれが普通のような気になってくるから不思議。

比べなくて良いと分かっていても、心が不安定なときは
どうしても比べて落ち込んでしまったりもします。

私はモヤモヤしたとき、ヨガをしたり本を読むのですが、
そんなとき、この本に出合いました。


「自分という壁」大愚元勝

結局悩みを作り出しているのは自分なのでは?
こんな自分もう嫌!
どうしたら精神的にも楽になれるのだろう

そんな気持ちでたどり着いた本です。

ぶっちゃけ、こういった本は買って満足して読まないことが多く、
そんな自分にも嫌気がさすのループでした。(あるあるですよね?)

この時私は、今日買った本は今日中に絶対読む!という強い意志の元読み進めました。(本当に半日で読み終えられるほど感動した本でした!笑)

本のあらすじ

簡単にこの本の説明をすると、
お寺の住職さんが仏教の考え方に基づき、
様々な悩みに対して
気持ちがラクになる考え方を教えてくれる本
です。

最初に押さえておくポイントとして、
仏教の考え方は、
「今」にフォーカスしていることです。
過去や未来ではなく「今」。
今この瞬間にできることを考えます。
そして、自分自身と向き合い、
自分がどんな気持ちなのかを見つめる
ようなことがポイントだと思っています。


欲望と怒りについて

みなさんはこんな感情になったことはないでしょうか?
「どうして私よりこの人の方が人気なの?みんなから可愛い面白いかっこいいと言われてるの?またはいいねがつくの?」

「私の方の方が頑張ってるのに」「私だって頑張ってるのに」

これらは、仏教で解釈するとこの2つの悪の感情に当てはまります。

「周りから好かれたい、もっと良い扱いを受けたい、人よりも充実した楽しい生活をしたい」=欲望

「私ではない他の誰かに愛情や関心を向けることが許せない」=怒り

(仏教では欲望や怒りは悪だと考えがあります)
悩みの種になるからなのかなと読んでいて思いました

SNSを見て他人と比較するとこのような感情が心の中に現れてきます。

そこで
この本で、妬みに対する私がいいなと思った
対処法を6つ紹介します。

この本から学ぶ6つの対処法、考え方


①自分でできること自分が出来ないことをきちんと分析して理解する
②「いいなあ」と感じてしまうことは、「本当に自分が求めているものなのか」と自問自答する
③他人の喜びに対して、あなたも一緒になって喜ぶ
④人と自分を比較するのではなく、それらをじっくり観察して自分もそうなれるように努力する
⑤実際に自分でもやってみる、あるいはやってみることを想像してみるとモノの見方はかわる
⑥自分にできること、できないことを分析して、理解する


私にとって、この6つの言葉は衝撃的でした…!

い、一緒に喜ぶ??なるほど!むず!!!これは修業が必要だな。

たしかに、いいなあって思うけど自分はそうなりたいんだっけ?

想像するか~!ミスチルの桜井さんも言ってたや!

私って自分の分をわきまえれてないんだな、
欲深いんだな~現実みれてないんだな。
などが私の思ったことです。笑

「"足"るを"知"る」
自らの分をわきまえて、必要以上に求めない

私に大事なのはこれだ!と思いました。
人の投稿を見て、いいなあと思うことが多いわたしは、すぐに自分もそうなってみたい!と欲望がでます。
でも、この本によるとしっかり現実を見て、自分にできることを理解する
これがもうほんとうにしびれました、、、。
ここに気づけただけでもこの本に出合えてよかったと思います。

私的ポイント、実践してみて

また、これらを実践する中で私が大切だなと思ったことがあります。
それは、

自分の感情に気づくこと
そして認めてあげること

この2つが何よりも大事、また最初のステップなのではないかと思いました。

自分の感情に気づく
どうしてイライラしているんだろう
何が悲しかったんだろう
どの言葉にひっかかってどんな気持ちになっているんだろう
などと自問自答します

私も普段からやっていますが、気づけると少しラクになる気がします。
自分を理解してあげることは肯定感にも繋がる気がするのでおすすめです。

そしてそれを認めること
これがなかなか難しい。笑
認めたくないから怒ったり落ち込んだりしてしまいますよね。

感情に気づいて、
「ああ、私は○○と言われて自分をないがしろにされたから怒っているんだ、悲しいんだ」
「私は自分を大切にされないと怒ってしまうところがある」
「私は承認欲求が高いんだな」
「短気なところがあるんだな」
「くよくよと過去の失敗を悔やむところがあるんだな」

こうやって自分自身で言ってあげる、自分で自分を理解する。
だれでも自分が一番かわいいし大切です。
大切にされなければ悲しいしそれを怒りでぶつけたくなります。

なので私は、自分を大切にする=自分を理解するという考えにしています。
こうすることで自己否定をすることなく、心が軽くなります。

この二つを実践すると本当に気持ちがそれだけでラクになります。
認めることは難しいですが、
あなたも私も弱い、未熟な部分があると思えば
少しラクになりませんか?
私はイラっとしたときこれを実践しています。笑

上の6つの項目は、どれも実践してみましたが、考え方ひとつでこんなにも心がすっきりするのかと驚きました。
もっと深く知りたい方はぜひ読んでほしいです。
仏教と聞くだけで難しいんじゃない?と思う方にも、
すごく分かりやすくて、あっという間に読めたのでおすすめです。











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