ねこぜ

大学生です、日常の思ったこと感じたことツラツラ綴ります、女々しいかも、鬱陶しいかも、で…

ねこぜ

大学生です、日常の思ったこと感じたことツラツラ綴ります、女々しいかも、鬱陶しいかも、でもいいかなって

最近の記事

捻くれ人間がインスタを見て思うことを短く

箸も上手に持てないうちから高級焼き肉の味を知った子役や、明らかに僕よりいいご飯を食べているであろう丁寧に手入れされた長髪を持つ犬を見るとなぜか可哀想だと思ってしまうのは僕だけだろうか。そこには少しの嫉妬心も含まれていると思う。しかし彼らは部活動終わりになけなしの金で友人と食う牛丼の味や、スーパーの試食コーナーの一欠片のコロッケのうまさを知らないだろう。それを知らないことは決して人生において何の支障もきたさない。しかし、その味を知っている僕は知らない彼らに対して謎の優越感に似た

    • 時間が解決してくれるのは、その程度のもの

      いつか分からないけど、居酒屋の席で酔っ払った友人が僕にこう言ったことがある。 「何事も時間が解決してくれるんですよ。これ本当に、だっておじいちゃんや、おばあちゃんがいろいろ言ってるの聞いたことあります?ピンピンしてるでしょ。だから大丈夫なんですよ。」 それからというもの、僕も他人にこの言葉を都合よく乱用してきた。 あながち間違ってはいないと思う。 苦しかった受験勉強や、大好きだったあの人との別れ、あとはもう思い出せない小さな悲しみや、苦しみなど僕にも沢山ある。 それ

      • 夏、ミスチル

        確か、小学校3年生くらいの頃だ。 同じ野球部の一つ下に仲良くしていた後輩がいた。 彼は両親が離別していて夏休みなどの長期休暇の時には、僕の家の近くにあった彼の父の家によく遊びにきていた。 毎朝ラジオ体操終わりに、玄関の鍵が開けっぱなしの家に僕が目覚ましがわりに起こしに行くのが日課だった。 彼とはもちろん仲が良かったが、彼の父親とも仲が良かった。 僕らはよく3人で出かけた。海に釣りに行ったり、映画を観に行ったり、アイスクリームを食べに行ったこともあった。 楽しかった

        • 今の日本には、大義なんてものないんだよ。でも、、、

          最近の世の中を見ていると、平和で世界的に見てもトップクラスにいい国日本ってのはもう終わろうとしているのかも。 国力含めても、世の中や政治に興味がない俺でさえ「あれ?やばいんじゃね?」ってなってるから本当は相当やばいんじゃないかって。 以前はトップスターだった人が衰えを隠すために必死に悪あがきしたあげく、ボロボロになって死んでいく映画のラストシーンのような状態の日本が、ほんの30年後くらいに来そうな気がして、「そんなの関係なくね?」「自分が幸せならよくね?」って思う人もいる

        捻くれ人間がインスタを見て思うことを短く

          嘘?ほんま?どっちやねん

          「あのさ、言いたい事があるんだけど」 「え、何よ、良いこと?」 「良いことっていうか、そんなに悪いことじゃないんだけど」 「うん」 「んー、そうだな、なんて言ったらいいだろ」 「なんだよ、早く言えよ」 「やっぱいいや、やめとく、言うことじゃなかった」 「だる」 「いいんだよ、そんなに気にすることじゃない」 「そういうのが1番気になんだよ」 「いや本当に、シャンプーあと少ししかなかったなって出先で思い出すくらいのレベルでしか気にならないから」 「それ結構気

          嘘?ほんま?どっちやねん

          将来

          何者になりたいのか自分でもわからない。 でも、何者にもなれない今の自分の生活をどこか気に入っているのかもしれないとふと思う。 周りの人間が将来を決め始め、友人との会話も全て将来のことになる年になってしまった。 本音を言うならば、一生何者にもならず、喫茶店でコーヒーを飲み、タバコをふかし、時々友人と話しながら、許容範囲の広い彼女がいる生活を送りたい。 しかし、そんな事許されるわけないし、する勇気もないし、できない。 スーツに身を包み、企業の採用担当やお偉いさんが、話をす

          2種類の笑い

          バイト先の社員が少し客にクレームを入れられただけで行き場のない負の感情を大声で吐き出していた。 それを見て怯えている女子高生バイト、「大丈夫だよ」と声をかける大学院に通う先輩、何があったんですか?と執拗に聞いてくる後輩、みんながバックヤードで溜まって話をしていた。 クレームを入れられるきっかけになった30過ぎの仕事があまりできないパートさん、一人黙って前のカウンターを磨いていた。 その様子を横目にポップコーンマシーンの清掃をする。 すごく居心地の悪い空間だった。 正直

          2種類の笑い

          尊敬?いや、偉大かな

          僕には今年で52歳になる父親がいる。小さい頃はとにかく父親のことが嫌いだった。とにかくすぐ怒るし、手を挙げられた事も一度や二度ではない。「何で殴るんや。」殴られる度に、心の底からフツフツとそんな想いが込み上げてきた。平手打ちを喰らった時の頬のジンジンとする痛み、それを感じるたびに父親のことが嫌いになっていった。 小学校6年生の時僕は少年野球のチームメイトの頬を殴ったことがある。どう考えても、僕は悪くなかった。今でも確信を持って言える。チームメイトの大きな鳴き声を聞きつけ、親

          尊敬?いや、偉大かな

          消えそうな夏の消えそうな記憶

          数年前、共通の趣味をきっかけに仲良くなったとある友人がいた。その友人とは聞いている音楽や、タイプの映画などが同じで意気投合。サブカルについて語り合える友人が少なかったのもあり、その話題についてドンピシャで語り合える友人ができた事に嬉しさを感じていた。その為、割と毎日遅くまで話をしていた。と思う。 友人と話している時間は何故か心が休まっていた。返事するのをめんどくさいと思うこともなかった。これは僕にとって珍しい事だ。僕と連絡を取ったことのある人ならわかると思うのだが、僕はとに

          消えそうな夏の消えそうな記憶

          質の良い生活?

          休日に彼女と鴨川沿いを散歩してたんだけど、その時に読書をしている女性を見かけた。 その女性は、ベンチの上にお手製の座布団を敷いて本を読んでた。 「あのひと手間ができる生活っていいだろうね、私は無理だ」 と言い微笑む彼女 分からないけどその時彼女に出会えてよかったって思った。 でも僕は言った、 「俺はああいう生活したいけど」 「例えば?」と彼女はいう。 「そうだな、ご飯を食べる時にランチョンマットを敷くとか、箸置きを使うとかそういう感じ?」 僕は答えた。 「

          質の良い生活?

          震災のこと、僕のこと

          あの頃はまだ小学四年生だった。 「今日の野球なんかでっかい地震起きたけん中止やって!!」 その言葉にみんなで喜んだ覚えがある。 しかし家に帰りテレビをつけると真っ黒な波が街を飲み込んでいく様子が中継されていて、チャンネルはどこを回しても地震、津波。 震源から遠く離れた僕の地元徳島でも大津波警報が出され、これまでに経験したことのない恐怖に足がすくんだ。 それから11年。 僕は大学3回生、22歳になった。 社会人になる前に一度自分の目であの日何があったのかを確かめたい

          震災のこと、僕のこと

          だらしな

          だらしない人が好きな時期があって それに憧れてただでさえマイペースな性格の自分をだらしなくした時間はすごく心地が良くて、あったかかった。 でもだらしないって、きちんとした日常の間にあるからこそ、心地がいいものであって日々をだらしなく過ごす事は、ただの毒なんだって、気がついた。 だらしない人が決して嫌いなわけじゃないんだ。 心の余裕がない時そういう人たちと一緒にいるとほっとする。むしろ良薬なんだよ。 でもね、それを誇らしげに正当化するように語ってるのを見ると所詮その程度の人間

          だらしな

          忘れられない女性

          初めまして。僕は、以前お付き合いをしていた女性がいたのですが僕の身勝手が過ぎ別れを告げられました。 告げられた直後は開放感の方が強かったのですが日を増すごとに後悔ばかりが残りました。 そんな時に綴っていたモノをここに吐き出します。 彼女のとの出会いで、様々な自分の感情に出会えた。 自分の感情を優先するのか、それともしないのか凄く悩んだ日々だったなって。 後から気がついて後悔するのでは遅い、改めて実感させられた。 僕は本当に1番大事な時に自分の感情を優先してしまう。

          忘れられない女性