腰椎椎間板ヘルニアとはなんぞや ①背骨の仕組み
どうも。デスクワークやおうち時間で座っている時間が増える傾向にありますね。腰痛を訴えている方も増加しているようです。腰痛が症状として現れる疾患は多々ありますが、そのなかでも腰椎椎間板ヘルニアについて書かせていただきたいと思います。今回は、一般的に背骨と呼ばれている脊椎の仕組みについて簡単に書いていこうと思います。
上部は頭を支えていて、下部は体重を支えて脚に伝えている上半身を縦に1本通っている骨が脊椎(背骨)です。体の軸のように見えます。棒のようですが実は大まかに分けて「骨」「椎間板」「じん帯」「神経」で構成されています。構造の特徴としては。骨と椎間板がネギマのように交互に積み重なっているようになっています。
「骨」は重さを支える役割や脊椎自体を繋げる役割などを持っています。楕円の椎体という部分と、椎体にくっついている数か所飛び出した箇所がある輪っかのような椎弓という部分があります。
「椎間板」は椎体と椎体の間のクッションの役割などを担っています。
「じん帯」は骨と椎間板の前後、椎弓の輪っかの部分の中に縦に走っていて繊維質で弾力性があります。骨格を繋げたり、動きを滑らかにして動き過ぎないように制御装置になったりします。
「神経」は脊髄神経と呼ばれていたりします。脳から伸び椎弓の輪っかの穴の部分の中に通っています。骨の間から出て身体の隅々に様々な脳からの信号を届ける働きなどをしています。
脊椎は頸椎と呼ばれる首の部分、胸椎と呼ばれる胸の高さの部分、腰椎と呼ばれる腰の高さの部分、腰椎から下に繋がる尻尾のような仙椎、尾椎という部分から構成されています。
頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個です。
ざっくりとした大まかな背骨の仕組みについては、こんな感じです。
次回は【腰椎椎間板ヘルニアとはなんぞや 腰椎椎間板ヘルニアになりました】を書かせていただきたいと思います。
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