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いざというときにあなたを守る、モラハラ日記のススメ

モラハラの難しさって、いかに被害が理不尽で辛いものかを証明できないことだと思います。

身体的に虐待されている場合は、客観的に被害が分かるし、警察だって相談に乗ってくれます。

でも、精神的な虐待であるモラハラは客観的にどの程度ひどいものなのかが分かりづらく、他人に理解されにくいです💧

理解されにくいから余計に辛い

モラハラは理解されにくいけれど、決して理解されないものではありません。

ただね、モラハラを知らない人に伝えるのってとっても難しいんですよ。

それこそ、加害者が「殺すぞ」とか、「死ね」とか、誰がどう聞いても常識的なラインを大きく超えている発言をしていれば分かってもらえますが、そんな決定的なことは言わずに被害者を苦しめるモラハラ加害者がたくさんいます。

家庭という密室の中で、毎日行われるモラハラは、確実に被害者にダメージを与えます。

しかし、それが証明できない。それだけに、被害者は余計にやるせなさを感じますし、絶望感を覚えます。

モラハラを証明できないと困る?

少し視点を変えて、どんなときにモラハラされているという事実が証明できないと困りますかね?

加害者と別れないでなんとかやっていこうと思っているうちは、特に「証明」出来なくても良いですよね?

1人で悶々と抱えているのは辛いので、誰かに分かってもらいたいという気持ちは湧くと思うんですけど、それは「分かってくれる人」だけに話せば良い話なので、いちいち証明する必要はないと思います。

「分かってくれる人」は、あなたが普通に辛いという気持ちを話しただけて、証明など必要なくあなたの状況に同情し、辛い気持ちに寄り添ってくれるはずです。

証明が必要なとき

証明が必要なのは、主に加害者と関係を清算するときです。

離婚をするためにモラハラを「婚姻を継続しがたい重大な事由」とする場合や、子供がいる場合は、親権を守るために必要になったりします。

その他、モラハラ加害者から逃げるときに、行政に住民票を非開示にしてもらうなど、便宜を図ってもらうときにもあると便利です。(証明は必須ではありませんが、証明できるものがあると自分的にも心強いですし、話が早いです)

では、どのようなものが証明になるのでしょう。

分かりやすいものは、LINEでのやりとりの画面コピーや、録音です。

そして、これらと同じように有効な証明となるのが、被害者による日記です。

モラハラは主に口頭でのコミュニケーションで行われると思うので、LINEのやりとりだけだと分かりづらくなってしまうことがあります。

録音も毎回録音できれば良いですが、なかなか難しいと思います。

その点、日記であれば手間はかかりますが、ハードルは高くないはずです。

今はまだ加害者との関係を清算するというところまで考えていない場合も、イザというときは、いつ来るかわかりません。

日記での証明は積み重ねと連続性がが大切てす。

ひとまず、イザというときに自分を守るために、今から日記をつけてみてはいかがでしょうか。

今日もお疲れ様でした。


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