好きすぎて、書けない。#20日後に気付いた致命的なミス
序
20日間書き続けた。
事の発端はダンスと本をテーマにしたコラムを描く機会をいただいたものの、私がダンス大好きすぎて、文章にするのが難しいから、ちょっとずつ言葉にして落ち着こうというもの。
結論から言うと、締め切りを1時間オーバーして入稿した。しかも中身も納得できない。20日間かけて準備してきたのに、消化不良になってしまった。
それはなぜか。
反省点を以下に挙げる。
【ミス1】字数を意識していなかった。
原稿の指定は2500字だったのに、ノートで一記事あたり書いていたのは1500字〜1700字ほど。
1700字を超えたあたりからが苦しくなってしまった。体力不足である。
〈追記〉
後日ゲラが届いた。誌面に載れば形にはなっているし一応文章にはなっているが、モヤモヤは消えない。
【ミス2】より良いアイデアが出ると将来に期待しすぎた。
又吉さんのYouTubeチャンネル「渦」で締め切りを追う人間になりたいと仰っていたのが印象的だった。(気になる人はぜひ検索してみてください。すごい面白いので今度記事にしたいと思います。)
もうちょっと、もうちょっと、、と先延ばしにしたところで私の場合そんなに変わらないということが今回よく分かりました。
心理学でも似たような話がありますよね。今夜8時45分だとして、9時に宿題をやろう!と思ってちょっとスマホを見る…結局動画のキリが悪いからとか言って9時に始められない。
やろうと思ったらイマやる!記事も依頼受けたその日からとりあえず原稿に取り掛かる!というのが大事だと学びました。
【ミス3】 インプットとアウトプットの質が悪く、量も少なかった
締め切りまであと2時間、どうしていいかわからず、好きな作家さんのエッセイやブログを読み漁り始めた。
何か表現とか、言葉遣いとかいいヒント落ちてないかなって、目を皿のようにして。
こうなってくると、自分は何が面白いと思ったのか、自分は何が好きなのか頭が混乱してくる。
焦りはやはり無用な汗をかかせるだけなのだ。
後悔先に立たず。
【結】
結局、本もブログも脇に置いて、小学生の時に書いた作文みたいな文章を3段落ほど書いてなんとか提出した。
ダンスのことをもっと語りたかったのに。
ダンスの魅力を伝えたかったのに。
ダンスの面白い思い出を書きたかったのに。
無力さ、自分の勉強不足を痛感した。
〆篤姫
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