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夫に伝わってほしい注意喚起はまず一緒に失敗しよう

先日、夫が釣りにてアジを20匹(とデカい魚2匹)釣ってきた🎣
キッチンで一緒に山のようなアジフライを揚げていたとき

揚げても揚げても終わらない
うちのキッチンが工場と化していたときに

これまでの
子供のこと や 暮らしの色々の中で
解消されずに諦めてきたことのひとつで
大きな発見があった。
これかー!って、去年のことも一昨年のことも思い出した。
何がきっかけで発見があるかわからんもんだな

都心で自給自足になりかけてきた🐟

釣りが趣味の夫🎣
先月あたりからほぼ毎週漁に出るので
魚をほとんど買わなくなりました。
都心の自給自足。
先月は食費¥5,000下がった←

漁に出た日は
夫:捌く
私:調理する
で2人でキッチンに並び
すれ違い生活中の雑談をまとめてする良い時間

だが 冒頭にある通り
今回は22匹も魚がいます。
捌かれた全員の小骨を抜き
20匹ものアジフライを揚げながら
だんだんイライラしてきた私(低血糖)

オンラインワークの後にアジフライ工場勤務か?
なんだこの量は。

水族館で見るやつじゃん


そして仕上がったフライの山を見て
「誰が今日こんなに食べるの?」「3枚におろして冷凍にすればよかったんだね」
ってなった。

20匹もがフライになるまで稼働しなくてもわかることである。
うちは幼児込みの3人家族なんよ

思い出したこと

もはや教科書と化している
脳科学者の黒川さんの本によると

男性は基本狩猟民族のため
1回やってみて失敗して試行錯誤してやり方を見つけていく脳の作りが大きい。
右から攻めたらやられたから
次は左から攻めよう、みたいな感じで
失敗してデータをためていくらしい。

一方で、女性は子育て民族なので
周りの人とごちゃごちゃ喋りながら頭の中でシミュレーションして良いやり方を見つけていく脳の作り。
(周りの人=集落で集団で子育てする時代のイメージか?)
基本子供とセットなので
右から攻めてやられたら、とか言ってる場合でない。1回でもやられたら子供の命が危ない。とりあえずやってみて失敗から学ぼう、は元々そんなに備わってないらしい。

それもあって
危機管理能力が強かったり
何段階も先を見据えて荷物が多かったりするんじゃないだろうか。
特に子供がいると。
あーでもないこーでもないおしゃべりはいつだって大好き

たしかに、何か新しいことに対して
あれかもしれない
これかもしれない
って、すっごい夫に伝わらねぇなっていうのめちゃくちゃ感じる

でもその反面、私が右往左往してると
「あっちで買えばよくね?」とか
「そのとき考えればいーよ」というのに救われたりもする。
まぁ娘が3歳になって赤ちゃんじゃなくなったからっていうのもあるけど。

修行のようだった初めてのキャンプの話

今でさえキャンプは家族の趣味になっているが、
元々は山より海をこよなく愛する私らだったので
キャンプデビューする人生があるなんて夢にも思っていなかった。
お友達に誘われてデビューしたのは
娘が1歳半の頃。
9月、しかもなぜか軽井沢。

何が必要なのか(あらゆるSNSで調べたがデビュー戦の人が見るとやたらに多く感じる)

どのくらい寒いのか(気温見ても体感を想像できない)

お風呂はどうなのか、ごはんは全部バーベキューなら1歳児が食うものはあるのか

今だったらサクッと想定できることも未知の領域すぎて
1泊のキャンプなのに
1週間の海外旅行みたいな荷物の量で行った記憶。中身は、ほぼ娘のもの。

でも、第一子の1歳児連れて泊まり、となったら
母ちゃんやってる人なら想像つくよな?

おかげさまで朝7時前に出発だというのに
たしか朝方3時まで準備にかかり、
行ってからも
心配事が多すぎて
(さらにこの日は雨で
レンタルキャンプグッズが劣化してたのか夜中に浸水してきた。修行だったw)

、、、帰宅して2日後
私の口内に炎が7個できた。

もう一生行かねえぞと誓った瞬間だった。

しかし
娘は自然が大好きでとても楽しそうにしてたのと
次の月も、その次の月も
軽井沢キャンプにお友達が誘ってくれて
家族のために耐え忍ぶ時間となった
(キャンプに価値が見出せたのはその半年後となる)


しばらくの期間、夫はキャンプに行くための準備を見ながら
「こんなに荷物要るの?」
と毎回言ってきた。
私もそう思う。
でも、娘がこぼすし、濡れるし、オムツからもれたり、結果持ってったものは全部使っているのだ。

でもこのときは、どうやったら伝わるか
わかってなかった。
だからいつも無で準備してた。

そしてこう繋がります

そして2年後(今)やっと気づくのだ。

我が家のキッチンでアジフライ工場して
フライ揚げまくったことに一緒に後悔して
やっと、
あの時のあれはこうすればよかったのか!!と

夫に伝わってほしいことは
一緒に事故る必要がある
ということを。

全部アジフライにしなくてよかったじゃん超疲れたしそんなに食べれんわ
ってなって初めて共通認識になるように。

私と夫、別々に過ごしてる時間が多い分
第一子の娘には申し訳ないがちょっと犠牲になってもらう必要があったりする。


初めてのお留守番で腹を空かせすぎてしまったり
BBQで熱中症気味にさせてしまったり
寒すぎて風邪ひかせちゃったり
逆に服着させすぎちゃったり
うっかりアレルギーある食品を食わせてしまったり。

どれもわざとじゃないんだけど。

私のときに1回
夫と娘2人だけの時に1回
と2回事故らせてる感はある。
(ごめんね、でも第一子ともあって私も事故りまくって経験値あげてます)

まとめ

食品アレルギーに関しては
夫、私、それぞれが娘と2人でいるときに
発生して
こういう命に関わることは
やはり母ちゃんである私がいつも気をつけたり
他のことも
先回りして荷物に入れたり
する必要はあるなと思う。

私の方が、一度にいろいろなことを想定できる頭な気がするから。

でもみんなで一緒に失敗して
大変な思いして
こうやって学んで経験値上げていくんだな
ってしみじみした出来事であった。

数年前の私は
娘に何かあってはならないと必死で
少しの違いも、間違いも許せなかったな

それはそれでそんな時期もあるよね!

そして夫は今日も漁に出ました
(鰤が釣れないと年越せないらしい、私が鰤釣ってきてと言ったからw)

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