動物1,300種がいるベルリン動物園に行ってきた
せっかくベルリンに来たので、ベルリン動物園を見てきた。
ドイツの首都、ベルリンには有名な動物園が2つある。
ベルリン動物園(Zoo-Berlin)と、ティアパーク(Tierpark Berlin)である。
ベルリン動物園はドイツで最初にできた動物園で、33ヘクタールの敷地に世界最大規模の1,300種、2万点を飼育している。
ティアパークの方は、敷地面積がヨーロッパで最大の160ヘクタールで、9,000点以上の生き物がいる(ホームページより)。
ちなみに、上野動物園は14ヘクタールで約500種3000点(2013年時点)、多摩動物公園は50ヘクタール以上で約320種22,000点らしい。
元貴族の狩猟地だったというティーアガルテン(公園)を散歩しながら動物園の外縁をぐるりと歩き、駅前のLöwentor(ライオンの門)から入園した。
まだ3月なので寒々しいが、木が多いのできっと夏はきれいだろう。
入園料は動物園のみ15.50€(2000円くらい)、併設のアクアリウムにも入るなら21€(2700円くらい/1€=125円換算)。日本よりだいぶ高い。
この時点で歩き疲れていたのでアクアリウムはパスしたが、のちのち後悔することになった。
入るとすぐ猿山のようなものが見えてくるが猿山ではなくヤギの仲間の展示である。高い崖を上り下りすることで有名なアイベックスと思われる。
全体的に、こういう岩山とか動物舎の演出が凝っている。バッファローはアメリカ先住民風
キリンはアラビアン・ナイト風。
ウシの仲間は農家風
もはや動物そのものより展示の演出が面白い。物語を感じる。
朝起きて納屋を見たらオオアリクイがいた…みたいな。
ゾウはなんとなくモダニズム。背景のビルとも合ってていい。
そして目玉のパンダ舎。
パンダの展示は一番力が入っており、私が入ったのは「Löwentor(ライオンの門)」だが、もう1つの「Elefantor(象の門)」は中華街のようなデザインで、ここから入るとまっすぐパンダの展示に行ける。
ちなみに、日本風の展示もあった。水族館の前にニシキゴイが、日本庭園風の池で泳いでいる。
この右手の建物が水族館なのだが、すごく気になる。奥のレリーフに謎の怪物が描かれているし
正面には石ノ森章太郎の漫画に出てきそうな怪物の像が。
しかも、両生類・爬虫類はこのアクアリウムに展示されているらしい。
両生類・爬虫類を見たい方はアクアリウムも入れるチケットを買ってください。
続く。次は鳥回。