種数世界最大の動物園は鳥類がすごい:ベルリン動物園2
さて、パンダを過ぎて水牛やワピチの蹄ゾーンを抜けるとペンギンコーナーだ。
建物内の南極をイメージしたらしい水槽にオウサマペンギンとイワトビペンギンがいて、
屋外のプールにはケープペンギンがいる。
外の檻は上が空いているので、野鳥がやってくる。
アオサギは園内に本当にたくさんいて、下の写真はおそらくアオサギの巣と思われる。
下は糞で大変なことになっていた。少し脱線するが、やはりヨーロッパの野鳥は日本のそれと少し違う。例えばスズメは頭が灰色のイエスズメだし(日本と同じ茶色のスズメもいるらしい)
カラスは真っ黒ではない(コクマルガラスかワタリガラスらしい)。Amsel(クロウタドリ)というツグミの仲間やコマドリも見られた。
アオサギ、ドバト、マカモ、シジュウカラは同じ姿だ。キジバトに似た声を聞いたが、キジバトはヨーロッパにはいない(Wikipedia調べ)ので、別種のハトだろう(脱線ここまで)。
ベルリン動物園は鳥の種類がすごく多く、大きな鳥舎が複数、園内に分かれて建っている。下の写真のように、鳥舎があり、その周りに部屋に区切られた檻を隣接させることで、室内と屋外を行き来させているらしい。これはコンクール用に品種改良されたハトやニワトリの展示なので、昔の家風の建物になっているのだろう。
外の檻にはこんな感じで、ニワトリとハトが一緒に入っている。
フクロウはバードハウスに入って直接見ることができる。
マンションのように並んだ檻を順番に見ていく。きれいだけど、鳴き声は「ギャーッ」とうるさいキンムネオナガテリムク。
ノガンモドキらしき鳥。
中に入って室内で鳥を見られる鳥舎もある。ここは珍しい鳥を生息地域ごとに分けて見られる。うとうとするヨタカらしき鳥。
セキセイインコたちはオーストラリアの野鳥として。
屋外のケージに出ていたスミレコンゴウインコ。
アジアコーナーのミンダナオヒムネバト。
こんな風にタグがつけられている。
鳥と背比べをしてみようのコーナー。カカポが意外と大きい。
大型鳥類は屋外の檻にいる。うろうろするカンムリカラカラ。
羽を広げる、猛禽とみられる鳥(なんだろう?)。
鳥類は、延々と檻が続くし水鳥やフラミンゴなど大型鳥類はまた別に檻があるしでとにかくたくさんいた。個々の鳥は日本にもいるだろうが、これだけの種類を一カ所で見られる園はないだろう(ちなみに、ある生き物が日本のどこの動物園で見られるのかは、こちらのサイトで検索できる→http://www.jaza.jp/animals/zukan.php)。
次は、ふれあいコーナーと園内のすてきな看板の回。