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キャリアカウンセリング理論

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キャリア理論家の理論を有名な方からそうじゃない方までご紹介。たぶん他の方の紹介とはメンバーが違うと思いますよ。
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2022年3月の記事一覧

若者の取扱説明書その2?

 その1?はこちら  日本の若者は自己肯定感が低く、一部を除けば安心・安全・安定が好きで…

オープンダイアローグからキャリアカウンセリングのナラティブアプローチを考える

 オープンダイアローグは、フィンランドのケロプダス病院で開発された技法だそうで、医師が一…

ケネス・ガーゲンからキャリアカウンセリングのナラティブアプローチを考える

 ケネス・ガーゲン(1935~)はアメリカの社会心理学者で、もともとは自己概念に関する研究か…

マイケル・ホワイトとデイビッド・エプストンからキャリアカウンセリングのナラティブ…

 マイケル・ホワイト(1948~2008)はオーストラリアのアデレード生まれ、1972年に結婚し、19…

ダグラス・ヘイリーからキャリアカウンセリングのナラティブアプローチを考える

 ジェイ・ダグラス・ヘイリー(1923~2007)はベイトソンのプロジェクトに参加し、ミルトン・…

グレゴリー・ベイトソンからキャリアカウンセリングのナラティブアプローチを考える

 サイコセラピー(心理療)とキャリアカウンセリングあるいはカウンセリングは別のものだと個…

いろいろな理論や技法を比較する

 近年のキャリアカウンセリングのナラティブアプローチと言っても、いろいろな理論家・実践家がいて、いろいろな理論や技法があります。例えばアメリカ人のサビカスはクライエント本人の選択を聞き、オーストラリア人のマクマホンとパットンは「自分が周囲から与えられた影響」を聞きます。サビカスは個人の選択を重視しているように見え、マクマホンらは周囲からの影響を今後どうするかを意識しているように見えます。  あるいはナラティブアプローチが導入される前の理論と後の理論を比べる。そうすると、なぜナ

サビカス以外にキャリアカウンセリングのナラティブアプローチが知られていないことが…

 日本のキャリアコンサルティングの教科書だとシャイン(1928生)、クランボルツ(1928生)、…

改めてハーズバーグの二要因説を考える

 頼まれて時々行政の会議に出ることもあるのですが。最近聞くのは人手不足、「採用できない」…

キャリア理論にシステム理論を導入したマリー・マクマホンについて考える

 マリー・マクマホンはオーストラリアの女性研究者・実践家で、ウェンディ・パットンとともに…

せんべいの原材料から自分の「当たり前」を疑う

 有名な話なので、ワタシがすることもないですが。皆さんにとって「せんべいの材料」と言えば…